教習所のS字、クランクの出口で右左折の為の寄せは必要なし。


みなさんこんにちは、元自動車学校指導員のゆきちよ的なソレです。( ゚Д゚)ノ

教習生の方々、この記事を読んでいるということは、
すでに狭路課題 (S字、クランク) に突入されたのでしょうか?

うまくできる方もできない方も、今日はちょっと気分が楽になる話をします。

狭路課題の出口を右折か左折を伴って出るかと思いますが、
右左折の為の寄せは必要ありませんからね。

「えっ、俺いっつも寄せとったし!」

「私なんて担当指導員に寄せろって言われたけど。」

こういう話がちらほらと出てきます。

そこで今日は、 「狭路出口での右左折寄せは必要がない」 という話でもしていきましょう。( ゚Д゚)

もちろん僕が勝手にそう思っているという話ではありませんので安心なさい。





ずっとS字やクランクの出口で右左折の寄せをしていた教習生の方、
どうもお疲れ様でした。

今後は二度とそんな事をしなくてもいいですよ。

狭路の出口も交差点ですからね。
そりゃ右左折をするんだから寄せる必要があると思っちゃいますよね。( ゚Д゚)

 ⇒ ( ゚Д゚)つ 関連記事:交差点で左折する時に車体を左側に寄せるのは何故?
 ⇒ ( ゚Д゚)つ 関連記事:交差点で右折する時に車体を中央に寄せるのは何故?

たまに新人指導員とかで、狭路出口も右左折の寄せが必要だと思っている指導員もいます。

っていうか僕が務めていた教習所で後輩の教習に同乗したとき、
「あれ?コイツやってんな!」 となりましたからね。

指導員で知らないなんていう事はあり得ないと思っていた事ですから、
マジかコイツこの野郎!とお説教しましたが。

さて、S字とクランクでの出口で寄せる必要がないという話ですが、
これは技能検定でも減点対象にならないのです。

寄っていなくても減点にもなりませんし、
寄っているからと言って加点されるわけでもありません。

つまり、寄せる必要が一切ないのです。

一言でいえば、無意味です。

出口付近で寄せることを考えて、うっかりミスを誘発させないで下さい。

寄せる必要がない、という事の考え方としては大きく2つありまして、
まず減点対象にならないという事。

もう一つは 「狭路 = 狭い道」 という話で行けば、
そんな狭い道路に二輪が横に入り込む余地がない前提であること。

まぁ狭い道と書いて狭路ですが、教習所内の狭路は広いです。( ゚Д゚)

道幅なんと3.5mです。

頑張れば四輪車の横に四輪車が入り込めます。

 ⇒ ( ゚Д゚)つ 関連記事:教習生「でも路上にS字とかクランクみたいな道はないですよね?」

まぁそんな事はどうでもいいんですが、
寄せる必要のない場所まで寄せる意識は持たなくていいです。

S字やクランクの出口では周りから来る交通との優先判断、
止まらずに行くから止まるのかの判断。

やらなければならない事の重要度が高いものが他にあります。

本来する必要のない寄せに意識を持っていかれて、
やるべき安全確認を怠ったり判断不良になっていれば本末転倒。

あ、この記事は普通車教習生用に書いていますが、
二輪、中型、大型、二種でも同じ事が言えますよ。

どの教習課程であって、狭路出口での右左折寄せはいりません。

ちなみに、二種課程だと鋭角という狭路課題もありますが、
同じ理由で出口で寄せる必要ありませんからね。( ゚Д゚)

という事で、今まで狭路出口で右左折の寄せをしてた方、
次回からは出口での優先判断に注力してください。

寄せるつもりがないのに寄っちゃってた教習生の方は、
まだまだ練習が足りないので課題練習に注力しましょう。

( ゚Д゚)つ
Twitterもやってますので、よければフォローでもしてやって下さい。
興奮を覚えます。

こちらは↓我が先輩方がやっている愛知ペーパードライバースクールのツイッターアカウントです。
( ゚Д゚)つ

個人でやっているので自動車学校ではないんですがね。

東海地方にお住まいの免許所持者の方や、
その他気になる方も公式サイトと一緒にチェックしてみて下さい。( ゚Д゚)b

T指導員とH指導員が首を長くし過ぎております。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



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