みなさんどうも、自動車学校で指導員をやっていたと言い張るゆきちよです。( ゚Д゚)ノ
今回のお題は、教習所でのイベントの1つである、
【第二段階の高速教習ってどんなもんなんや】 っていう内容でいきましょうか。
高速教習って意味もなく不安になったりしません?
なんとなくのイメージで 「高速教習に行きたくない」 、 「高速教習が怖い」 、
こんな風に思う教習生続出!
いや、怖くないんだぞ、と。
多少でも不安な気持ちがなくなるように、
本記事で正しい知識と通行方法などを身に付けていって下さいまし。( ゚Д゚)
【高速教習の目的】
この高速教習は技能第二段階にある項目で、
みきわめでも検定でも見られる項目ではないので体験的な時間になります。
「高速走行の特性を知り、高速道路において安全に運転ができる」 ようになることを目的として行います。
まず、この高速教習を受けるためには条件がありまして、
先行学科である学科教程26 「高速道路での運転」 を受講しておかなければなりませんぞ。
この学科を受けてない状態だと、高速教習を受けられないので教習が停滞します。
早めの受講を心がけましょう。( ゚Д゚)b
高速教習は複数教習が可能な項目ですので、
基本的にどこの教習所でも2時限使って2人の教習生混同でやる場合が多いかと。
目的地のインターチェンジまで行くまで運転する教習生 (1人目) 、
そこから学校に帰るまで運転する教習生 (2人目) という具合に。
予約の都合で教習生1人で高速教習をやる場合もあるんですけどね。
高速教習っていうと 「怖い」 「楽しみ」 という意見で二分されるんですけども、
速度が速いぶん怖いでしょうね。
途中パーキングエリアやサービスエリアによって、休憩っていうのも楽しみの1つかもしれません。
僕もかつて自動車学校へ通っていたときの、高速教習だけは覚えていますからね。
大雪で除雪はされていましたけど、道端には雪がこんもりしていましたね。
で、途中サービスエリアで指導員のお兄さんにコーヒーとタバコを頂いたんや。(゚д゚*)
まぁ、渋滞や工事で時間に余裕がなくなれば、休憩なんてしてる場合じゃないんですけどね。
あとは担当指導員の心意気ってところでしょうか。
絶対にパーキングエリアやサービスエリアに入るわけではありませんので、あしからず。
【出発から料金所まで】
まず、高速教習の流れとしましては、
教習所から出発して下道で最寄インターチェンジ (IC) を目指します。
インターチェンジというのは料金所などがある、
一般道路と高速道路のつなぎめにあたるポイント。
こういう景色、見たことありますよね?
緑色の一般、紫色のETCゲート。
教習所によって支払い方法はバラバラです。
その場で現金支払いならば、
教習開始時点で指導員から現金を取り出しやすい位置に配備しておくよう指示があると思います。
間違えないように 「一般」 のゲートへ突っ込みましょう。
ETCでの無線通信支払いであれば、現金の用意は必要ありません。
ETCカードを専用の読み取り機に挿入しておきましょう。
間違ってもETCカードをポケットに入れていてはダメですよ。
読み取ってもらえません。
こういうのが教習車に搭載されているかと思います。
免許を取得したあとはETC読み取り機を車載させておくと良いですよ。( ゚Д゚)b
無駄な小銭の用意も必要ありませんし、
止まらず通過できてスムーズですしね。
【加速車線で加速して本線へ合流】
さて、無事この第一の山場 「料金所」 を通過したら、
さっそく第二の山場 「高速道路の本線車道への合流」 です。
自動車学校へ通う教習生のみなさんが一番嫌がるのがこの合流です。
⇒ ( ゚Д゚)つ 参考記事:高速道路での「本線車道」とはどの車線のこと?
本線車道へ合流するときには、あらかじめ加速車線での十分な加速が必要です。
100km/hで走行している流れのところに40 ~ 50km/hで合流しようとするもんならば、
僕は腹式呼吸で 「人殺しぃ~!」 と大きな声を出します。
とは言ってもなかなかこの加速車線での急加速ができない!
「怖いですぅー!」 って言ってきますけども、
加速不良のままの合流のほうが怖いっす。
高速道路では追突事故がよく起こりますからね。
合流前の加速はしっかりと!( ゚Д゚)b
本線車道に入れさえすれば、あとはこっちのものです。
教習生も心なしか、水を得た魚のようになります。
あとは、目的地のインターチェンジまで向かって直進に次ぐ直進です。
速度が速いぶん、車間距離には気を遣いながら。
さっきも言いましたけど追突がよく起こります。
画像左の青○で囲ってある白い反射板のようなものは、
デリニエータといって50mごとに設置されています。
画像右の緑○で囲った破線は、
無地と白地セットで20m間隔になっています。
これらを利用して適正な車間距離を保持していきたいものなのですが、
じゃあどれくらい (何m) 車間距離を取ったらいいのかと。
目安としては、出ている速度分をメートルとして換算して車間距離として空けましょう。
つまり、80km/hで走行中は80mの車間距離で、
100km/hで走行中は100mの車間距離、といった具合ですな。( ゚Д゚)b
スピードオーバーは危ないですからね!
気を付けて下さい。
【本線から離脱し減速車線から料金所へ】
車間距離と速度に気をつけながら目的地の出口までたどり着いたら、
あとは一般道路へ向かって降りていくだけです。
でもまだ気を抜いたらダメです。
最期の山場、出口の料金所もゲートを間違えないように!
家に帰るまでが遠足だぞ?
無事、ゴールまで到着したならば、
あとは帰りはもう一人の教習生にまかせましょう。
と言っても運転していない間は 「観察教習」 という扱いになりますので、
間違っても休憩ではないので居眠りや携帯の使用は厳禁ですぞ。
教習不成立になってしましますのでお気をつけ。
というような流れで 「高速教習」 を行っていくわけなのですが、
いかがだったでしょうか?
楽しみになってきましたか?
なるワケないか。
余談なのですが、高速教習は天候や交通状況 (渋滞、事故、工事) などにより、
実車教習ではなくシミュレーターを利用する場合もあります。
法令上は 「60km/hを超える速度で、1人概ね15km以上の距離」 を高速走行することが定められています。
つまり、工事や事故などで高速本線に40km/hの速度規制などがしかれていれば、
規制されている区間の距離によっては、高速教習が成立しない可能性も出てくるわけです。
あらかじめこういった事態が予想、確認がとれていれば、
別の高速道路を使って教習をしたりシミュレーターを使用します。
いざ、高速道路に行ってみたらいきなり速度規制されていた!なんて場合もあって、
最悪教習不成立となってしまったり…。
しかし、これは教習所側を恨まないでください。
事故を起こして渋滞させてしまった事故当事者を恨みましょう。
その日、何が起こるかわからないのが高速教習です。( ゚Д゚)
この高速教習を無事に終了させる事ができれば、
教習所の卒業も目前ですので頑張りましょう。
余談ですが、他人教習生が運転する車両に長時間乗るハメになる可能性は高いので、
乗り物酔い対策は各自しておきましょう。
酔い止めや、効くのかわからない梅干しなどを、
高速教習前に摂取しておきましょうか。( ゚Д゚)
梅干しのあまりは白米にでも乗せましょう。
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ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ