みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでござんす。(゚д゚)b
今回は 「高速道路のサービスエリアとパーキングエリア」 についての勉強をしましょうか。
旅行や合宿、出張、出勤などあらゆる場面で高速道路を利用することかと思います。
高速道路での運転というと殺風景な似たような景色が続き、
長時間運転するには疲労感がたまる道路ですな。
そんな高速道路内にある 「サービスエリア (SA) 」 や 「パーキングエリア (PA) 」 は、
疲れたドライバーの体と心、さらには酷使した自動車を休めるオアシス。
高速道路での長距離運転をするときの楽しみといえば、SAやPAでの休憩ですから。
地域によって違うお土産や特産物や建物の趣、
周りに広がる風景を楽しめます。
最近ではかなり充実したサービスを提供してくれています。
この2つについての正しい知識を身につけて、
快適な高速道路での運転をしましょう。
まず、この2つの施設の違いって何?
◆サービスエリア (SA)
・おおむね50kmごとの設置間隔。
北海道ではおおむね80kmごと。
・運転手と自動車に対してのサービスを提供する施設
運転手に対して → お手洗い (トイレ) 、売店や自動販売機、コンビニ、レストランなどがある。
自動車に対して → 駐車場、給油施設 (ガソリンスタンド) や電気自動車の急速充電器などがある。
◆パーキングエリア (SA)
・おおむね15kmごとの設置間隔。
北海道ではおおむね25kmごと。
・駐車場、お手洗い (トイレ) 、売店や自動販売機などがある。
ニーズに合わせてサービスが充実している場合、逆に何もない場合 (無人) もあり。
大まかにはこのような定義 (?) にはなっていますが、
明確な区別が少しつけにくいところではあります。
年々、高速道路がくもの巣のように縦横無尽に広がりつつあります。
新しく作る高速道路のSA・PAをその道路状況や立地から勘案し、
SAを作るのか、PAを作るのかを決めていきます。
なので、サービスエリアのようなパーキングエリアもありますし、
またその逆もしかりなのです。
基本は サービスエリア > パーキングエリア というイメージなのですが、
その概念も崩れ去ろうとしていますな。
SA並の規模のPAなんかも最近では増えてきていますしね。
刈谷PAや菅生PA、羽生PAが良い例です。
なんじゃ、あのマンモス級の施設は、と。
近々、旅行などで高速道路を利用しようと考えている方は、
事前にどこのSAやPAに入るかなどのドライブ計画を立てておきましょう。
自分が休みたいときには早め早め (1 ~ 2時間おき) の休憩をおすすめしますが、
ガソリンを入れるタイミングを逃がすと大変ですぞ。
まぁ次でいいか、って給油できるSAを逃がしてしまったら、
次に給油できるタイミングが50km先になってしまう恐れもあります。
まずは高速道路に入る前に1度、給油をしておくことをオススメします。
高速道路でよく起こるトラブルの1つとして、
燃料切れが目立っています。
路肩に自動車を停めている人をよく見ますが、危険きわまりない。
走行距離に応じて、早めの給油を心がけましょう。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ