みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでござんす。( ﾟДﾟ)ﾉ
本日は 「馬力という単位」 についてのお話をしていきましょうか。
自動車のエンジン出力を示す単位として、よく 「馬力」 という言葉が使われます。
日常会話でも 「こいつは馬力 (パワー) があるなぁ。」 なんて言ったりしますよね。
力を表す単位としてはメジャーなものなのでしょう。
はて？
馬力馬力と言うものの、具体的には1馬力ってどれくらいなんだ、と。
自動車カタログや雑誌などでも 「ps」 と表記されており、
これはドイツ語の 「pferdestarke (プフェアデシュテルケ) 」 の略称です。
アメリカなどでは 「hp (horse power) 」という単位。
意味は 「馬の力」 、つまり馬力のことを示しています。( ﾟДﾟ)
1馬力というのは、馬1頭の最大出力を表しているわけではありませんぞ。
人間でも瞬間的にであれば1馬力くらいは出せる (人もいる) のです。
1馬力とは、よく言われるのが 「75kgの重量の物体を1秒間に1m動かす (持ち上げる) 力」 という表現ですな。
例えるならば、一般的な成人男性 (75kg) を1m上に持ち上げる力。
僕には無理ですな。( ﾟДﾟ)1馬力は相当なパワーです。
余談ですが、力を表す単位として 「トルク」 というものもありますな？
トルクは瞬間的な力 (瞬発力) で、馬力は持久力ですので、
ごっちゃになっている方は整理しておきましょう。
停止状態の自転車のペダルをこぎ始めるときの力をトルクとします。
弱い力でペダルをこぎ始めたら？
自転車の動き出しが遅いですな。( ﾟДﾟ)
強い力でペダルをこぎ始めたら？
自転車の動き出しが速いですな。( ﾟДﾟ)
このペダルを踏み込む瞬間の力をトルク。
じゃあ、強くこぎ始めてそれをずっと継続してたらどうでしょう？
足が疲れますよねｗ( ﾟДﾟ)
なので、このときの持久力を馬力と例えておきましょう。
成人男性 (75kg) を一瞬だけ少ーし持ち上げることはできるかもしれませんが、
それを一生懸命持ち上げ続けるとなるととても大変。
そんなに成人男性を持ち上げてもメリットはないのでやめておくのが無難。
というような感じなのですが、いかがだったでしょうか？
馬力についての理解がほんのり深まりましたか？( ﾟДﾟ)b
まぁ馬力もトルクもワットも普通に生活している分には、
定義なんて知らなくても困るなんてことはありませんけどもね。
今後、自動車を購入しようと考えている方は雑誌やカタログを見ますよね。( ﾟДﾟ)
その時に馬力という言葉が出てきても、これで万事解決。
最近の車情報誌などでは、 「kW (キロワット) 」 表記に統一されていますけどもね。
馬力も併記されていることもありますが、
馬力のみの記載はもうないのかな？( ﾟДﾟ)まぁ、知らん。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ﾉｼ
( ﾟДﾟ)つ免許合宿の人気ランキングが地域別、職業別、性別、プランごとに見れます
 |  |
