本日の教習内容 「波状路の間隔」 2016.10.08

みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよです。( ゚Д゚)ノ

本日は大型自動二輪の課題ともなっている 「波状路」 についてです。





この波状路という課題、苦手な方多いんですよね。( ゚Д゚)

「概ね5秒以上」 で通過する検定課題なのですが、
もうみなさん脱輪しまくり!

脱輪しなかったとしても、ただ通過しているだけ!

そんな感じになりがちなのが、この波状路。

不等間隔に設置された障害物 (突起物) を立座姿勢 (スタンディング) で安定して通過するというもの。

これを軽快に、かつ安定してバイクで走行するには、
この突起物へ車輪が接触する瞬間をつかんで動力を伝えていく必要があります。

大切なのはリズム。

この波状路コースの規定としては以下のような感じになっております。
自作の画像なので雑ですけども。

性格が表れていますな。( ゚Д゚)まぁ気になさらず。
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コース全長 : 9.5m
障害物設置間隔 : A、A、B、C、A、A、B、C

A = 1.30m
B = 1.00m
C = 1.15m

凸から凸までの間隔は、1.00m ~ 1.30mの不等間隔。

この不等間隔に設置された突起物をクリアしていくには、
動力伝達も不等間隔で行わなければなりません。

足つき、エンスト、コース外へ車輪がはみ出る (脱輪) は危険行為とみなされ即刻検定中止。

タイム不足は10点減点、運転姿勢不良 (着座) も10点減点。

直線狭路台 (一本橋) の場合は1秒不足ごとに減点されていきますが、
波状路は極端に言えば1秒で通過しても10点減点のみ。

失格になるよりは、減点で済ませてコースを完走するほうが良いです。

なので、強引なクリア方法は速い速度で座ったまま波状路の出口まで行く、というもの。
課題の目的から考えると無意味なクリア方法ですけどもね。( ゚Д゚)

突起物から突起物までの間隔をしっかりと把握しておき、
動力を伝達する (アクセル + 半クラッチ) タイミングやリズムをつかんでおく事も大切。

上手にできるかどうかは別として、参考程度にどうぞ。

余談ですが、突起物や障害物と表現するよりかは、
「カマボコ」 と呼んだ方が可愛いですよ。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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