「クラクション」 という言葉を聞いた事あるでしょうか?
自動車のハンドル中央にある装置で、
押せば 「ブーッ!」 とか 「ビーッ!」 とか、けたたましい音がなりますよね。
あの装置の事をなんの疑いもなくクラクションと呼んでいる方、正式名称だと思っている方、
一回ちょっとこっちに来なさい。
ではこれから 「クラクション」 についての鬼畜的な悩殺講座を始めます。
クラクションは通称で正式名称ではない、と言いましたが、
クラクションとは商品名を指した言葉です。
一般的にクラクションと呼ばれる自動車 (船舶や鉄道も含む) の機構の呼び方はいろいろあります。
警笛、警音器、ホーンなどの言い方も聞いた事あるのでは?
道路交通法上は、警笛、警音器といった表現を使いますね。
「警笛鳴らせ」 「警音器の不正使用」 なんて言ったりしますものね。( ゚Д゚)b
過去記事に警音器の不正な使用例についても詳しく書いていますので、
正しい使用方法、時機をしらない方は是非読んでみましょう。
⇒ 参考記事 ( ゚Д゚)つ 【挨拶がわり、お礼がわりのクラクション (警音器) は道交法違反なのよ?】
クラクションの語源は、フランスのクラクション (Klaxon) 社というところの商品名から来ています。
こういう名前が独り歩きしちゃう現象はよくありますね。
タイトルにもあるホッチキス、ホチキスなんて普段呼んでいる紙どめの文房具。
ホッチキスという言葉も商品名ですよ。
正しくはステープラーという文房具ですもんね。
このように誰もが口頭で使う言葉だからといって、
それが正式名称とは限りませんのよ。( ゚Д゚)
慣例的にそう呼んでいる場合や、本当に勘違いしている人が多いという事です。
せっかくなら正式名称を覚えましょうよ。
通称は、いわば例外。
正式名称が原則です。
原則あっての例外ですからね。( ゚Д゚)
例外中の例外を言うと、警音器の事をラッパという人もまれにいます。
50歳以上くらいのオッサンがたまに言ってます。
自動車の警音器にラッパ (トランペット) のマークが刻印されているじゃないですか。
だからラッパっていう安直なアレなんですけどもね。
一度、自分の愛車のハンドル中央を観察してみましょう。
ラッパのマークのセイロガン糖衣Aがついているはずです。 (←元ネタ知ってます?)
若い人には警音器の事をラッパなんて言っても、たいてい通用しませんからね。
「は?」 って思われてしまうこと必至。
ちなみに、教習所で働いていた時代、指導員はみな 「警音器」 「警笛」 のどちらかを使ってましたね。
まぁ、正式名称ですし、学科教習なんかで口にする機会が多いんで、
別になんの違和感もなく発声してましたが。
みなさんは好きなように呼称してください。
今回の記事は、ただの正式名称を知りましょう、というだけの話であって、
会話で通じればなんと言っても構わないのです。
さて、みなさんの教養も深まったところで、
僕は一日で一番好きな 「夕飯」 なのでさようなら。
夕飯が待っているので、これ以上は君たちには一秒たりともかまっとれん!
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ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ