第二段階路上教習の内容は、1時限ごと、教習生ごとに毎回違っている話。


みなさんこんにちは、自動車学校で指導員をやっていた記憶もあるゆきちよです。( ゚Д゚)ノ

教習生の方々、そろそろ自動車の運転には慣れてきましたかね?

第二段階に進めばいよいよ路上へ出て運転練習です。

まず第一段階の技能教習では基本操作や基本走行を習得し、
それを踏まえて第二段階の路上走行 (応用走行) へと向かうわけですが。

第二段階の修了したら卒業検定がありますよね?

この最後の運転試験は当然路上で行うわけですが、こんな例があります。

試験中、前方に駐車車両がいるので避けたいが、
路上教習の時に駐車車両を避けたことがない。

この一例のように教習中に経験しなかった教習生もいれば、
一方で何回も経験している教習生もいます。

それは何故?っていうのが今日のお話です。( ゚Д゚)ノ





「道路は生き物である」 と例えられます。

というのは、一瞬の時間でも過ぎればすでに違う状態になっているからです。

似ていたとしても二度と同じ場面に遭遇する事は有り得ません。

いけ好かない言い方をすると、同じ波は二度ときません。

最初に提示した一例、駐車車両を避けるには当然駐車車両がいなければできない行為です。

しかし、時間によって、走行コースによって、駐車車両の有無は変わってきます。

まったく駐車車両がいない時間帯だったり、
たまたま1台の駐車車両を避けるハメになったり。

中には1時限の内に何回駐車車両を避けるんだ?というくらいの教習生もいたでしょう。

極端に言いますが、10人の教習生が同時に第二段階1時限目の教習をしたとしても、
全員がおそらくバラバラの練習内容になるのではないでしょうか?

10台が車列を作って同時刻に出発しても、
信号で引っかかる教習車、歩行者の横断に遭遇する教習車もいるでしょう。

もしかしたら何の危険場面もなく、普通に教習所へ戻る教習車もいるかもしれません。

特にイレギュラーがない事をラッキーと思うかどうかは別です。

試験で初めてその現場に遭遇して、
どう対処していいかわからない、となると困りますものね。( ゚Д゚)

各教習所によって、ある程度各時限の教習内容やコースは決定しています。

「この時間は左折中心」 、 「この時間は右折中心」 、
「この時間は路端停車を何回かやる」 、 「この時間は横断歩道の多い場所を通る」 という具合に。

仮に工事をしている、渋滞が予測される、なんていう場合には、
事前、もしくは走行中にコース変更をします。

中には担当指導員が気分でコースを変えてしまうかもしれません。

気分というと楽観的ですが、教習生の技量を見て、
「こういう練習させた方がいいな」 とコース変更する可能性もあり。

このように、1時限ごとに、そして教習生によっても路上教習は大きく内容が変わります。

なので、もしかしたら未経験のまま終わってしまう教習生の方もいるかもしれませんね。

でも仕方ありません。
路上なんですもの。

なので、僕は極力質問 (問題) を教習生に投げかけながら、
知識としては習得してもらうようにはしていました。

「○○ってどういう風にすればよかった?」

「もし○○になったらどうする?」

みたいな感じで。

仮に体験できなかった場面でも、 「そう言えばあの指導員言ってたな…。」 と思い出してもらえるように。

経験してなかった事に限って、検定の時に出くわしたりしますからね。

今後第二段階に進む方へ最後にもう一度言っておきます。
「道路は生き物」 です。

道路が生き物だなんて、俺は熱でもあるんか?

寝ます。

Twitterもやってますので、よければフォローでもしてやって下さい。
興奮を覚えます。

( ゚Д゚)つ

こちらは↓我が先輩方がやっている愛知ペーパードライバースクールのツイッターアカウントです。

( ゚Д゚)つ

個人でやっているので自動車学校ではないんですがね。

東海地方にお住まいの免許所持者の方や、
その他気になる方も公式サイトと一緒にチェックしてみて下さい。( ゚Д゚)b

T指導員とH指導員が首を長くし過ぎております。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



Pocket
LINEで送る