何かって言うとすぐエコ、エコです。
エコエコアザラクです。
たとえば、買い物するにしてもエコバッグ、
自動車に乗るにしてもエコカー。
よくエコとついている名前の商品を見かけますよね?
エコがつけば飛ぶ鳥を落とす勢いで商品が売れます。
そもそもエコとはなんなの?(´ω`)
となればエコロジー (Ecology) の略称です。
ようは環境問題、環境保全みたいな意味ですな。
しかし、こういったエコ商品を本来の意味合い通りに、
「環境について考えて」 利用しているかといったら別問題でしょう。
消費者の多くが望んでいることは、
「少しでも経済的に」 という視点かと。
エコロジー (環境) というより、エコノミー (経済的) という感じ?
自動車に乗るときに 「二酸化炭素が~」 「オゾン層が~」 とか考えます?
考えないですよね?
そんなん考えるくらいなら自動車に乗るんじゃない。
自転車にでも乗っていなさい。
車社会と言われる今、そんなのは無理な話ですが。
前置きが長くなりましたが、今日はエコドライブについて書いていきましょう。
前提としては、環境に優しい運転ではなく、燃費のいい運転の仕方についての内容です。
しかし、それが結果として環境に優しい運転となるのです。
◆発進時のアクセル量 (ふんわりスタート)
まずはこれ。
自動車運転時の燃料の消費率全体から見ると、
およそ半分程度をこの発進時に燃料を食っています。
1tを超える質量のものを、
前へ進む慣性のない状態から動かすのですからね。
停止している自動車を後ろから人力で押して動かすのは疲れるでしょう?
大きな力がいるでしょう?
力を入れすぎて脱糞してしまったというあなた、恥ずかしがらずに!
逆に動いている自動車だったら軽い力でも押せることは想像できますか?
速度という名の慣性の力が自動車にあるのです。
おにぎりのことを考えながらでも楽チンに押して動かせます。
AT車 (オートマチック) であれば、クリープ現象というものがあります。
ブレーキペダルをゆるめれば自動的に動き出す現象のことです。
クリープ現象で動き出した自動車にはすでに前へすすむ慣性があります。
なので、その自動車を動かすためのアクセル量は微量で済むはずなのに・・・。
ブレーキペダルを離した瞬間からアクセル踏む人の多いこと!
「なんで!?」 って聞きましたよ。
「早く進みたいから。」 って。
かわらんわ!
むしろ、信号や交通量の多い市街地でゴー & ストップを繰り返すならば、
1、2秒早く発進したところですぐ追いつかれるわい。
どうせ停まるんですから。
教習中もよくありますよ。
他車線道路で、横にいた自動車が勢いよく発進したと思ったら、
次の信号でひっかかっていて教習車が追いつく場面。
「発進」 をするのです。
「急発進」 ではなく。
発進なんぞは5秒くらいをかけて20km/hまで加速できたらいいじゃない。
別にノロノロ走りましょうと言っているわけではありません。
あくまで安全かつ機敏に。
そして円滑に。
イメージとしては、雪道で発進するときのように、
地面を踏みしめながら動き出しましょう。
◆加減速の少ない運転
ようはペダルの踏み替えをひんぱんに行うと燃費が悪くなるということです。
例にあげれば、車間距離詰めすぎでブレーキ、
のちにまたアクセルで加速、
と思ったらまた車間距離が近くなってブレーキ。
この繰り返しの運転をする人の心理がわけわからない。
市街地でよくこういう走行を見かけます。
速度に波があるような運転はいけません。
というかそんな頻繁に操作を変更して疲れないんでしょうか?
自転車で 「こぐ → ブレーキ → こぐ → ブレーキ」 なんてやってたら疲労感MAXでしょう?
それを自動車にさせているのです。
広めの車間距離を保ち、
遠めの信号、何台も前の自動車のブレーキランプなどを見て、
予測することで早めのアクセルオフ。
惰性というものをうまく使えるといいでしょう。
アクセルを離したからといっていきなり停止するわけではありません。
◆エアコンの使用
エアコンを使用してはいけないというわけではありません。
自室ではエアコンをどのように設定していますか?
30℃で風量最大?
やりすぎはダメということです。
適度で良いのです。
時間が経てば、すぐに温かくも涼しくもなります。
何事にもちょうどいいというのがあります。
◆アイドリングストップ
よく耳にしますこの言葉、アイドリング。
アイドリングというのは、エンジンの最低限度の回転数をあらわします。
単にアイドルと言ったりもします。
簡単に言えば、エンジンかけっぱなしで何もしていない状態のことです。
当然、エンジンを回転させ続けているわけですので、
なにをせずとも燃料は食い続けます。
コンビニでちょっと買い物するときに、エンジンかけっぱなし。
携帯で電話するときでもエンジンかけっぱなし。
切ってしまいなさい、エンジン。
やめてしまいなさい、そんな習慣。
◆余分な荷物を乗せない
一般的に100kgの重量のものを乗せて自動車を走らせると、
燃費が約3%悪くなると言われています。
信頼できる数字なのかどうかはわかりませんが、
燃費が悪くなることは容易に想像できるはずです。
学生時代を思い出してみましょう。
自転車で二人乗りをしたことはありませんか?
後ろにもう一人乗せてこぐペダルの重いこと・・・。
足が疲れますよね?
体力を消費してしまいます。
自動車で言えば、燃料を消費している瞬間です。
キログラム単位でいらない荷物を自動車に乗せているならば、
今すぐどこかへ投げつけましょう。
◆タイヤの空気圧を適正値に
タイヤの空気圧チェックを自分でしたことがない人が意外と多い事実。
車検のときにしかチェックされていないということでしょうか。(゚д゚)
また自転車に例えましょう。
極端な話、パンクしたタイヤの自転車をこぐのはどうでしょう?
こぐのに力が必要ですよね?当然足が疲れます。
= 体力を消費します。
自動車に置き換えれば燃料を消費しているということです。
ちゃんとエアのチェックはしましょう!
と言っても自転車のようにタイヤを押してチェックするわけではありません。
自動車のタイヤの空気圧適正値は数字として決まっています。
それぞれの車両に応じて。
パッと見て潰れているようなタイヤでは論外ですが、
見たり触ったりしてもわからない程度の減圧はあります。
ちゃんとエアボンベを使いましょう。
ガソリンスタンドで無料で使えますぞ。
というような感じでエコドライブを今日から実施してみようと思ったそこのあなたには、
心の中でプリンを差し上げます。
間違った節約法として、レギュラー車に対して安価という理由で軽油を入れてはいけませんよ。
セルフスタンドには警告としてシールが貼ってありますね?
「油種確認」 って。
軽自動車だから、とか、車体が軽そうだから、とか、安いから、
といった理由で軽油を入れてはいけません。
間違ったものを入れては自動車が動かなくなりますぞ。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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