マニュアル車のエンジンのかけ方は、オートマ車とは違う。


みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申しましたる。( ゚Д゚)ノ

本日のお題は 「マニュアル (MT) 自動車とオートマ (AT) 自動車のエンジン始動方法の違い」 について書き置きましょう。

免許取得から何年も乗っていなかったのに、急にマニュアル車に乗るハメに。

そんな時のためにマニュアル自動車のエンジン始動法も熟知しておきましょう。( ゚Д゚)b





マニュアル自動車の運転免許を取得しようとしていた教習所時代、
かつては当たり前のようにやっていたエンジン始動の手順。

人間ですもの、当然何年も触れていなければ忘れて当然。

オートマ車のエンジン始動方法なんて簡単ですよね。

言い方は悪いですが、エンジンキーを右に回すことさえ出来れば無知な小学生にだって出来てしまいます。

ブレーキペダルを踏まなくたってエンジンがかかってしまいます。

しかも、体格さえ運転するに足るならばそのまま自動車を動かしてしまえるでしょう。( ゚Д゚)

パーキング (P) ギアかニュートラル (N) 位置以外ではエンジンはかかりませんがね。

この容易さがオートマ車の怖いところ。

しかし、マニュアル車はそうもいきません。

知識を知らなければエンジン始動すら不可能でしょう。

実際、手順を知っているはずの現役教習生ですら、
マニュアル車のエンジン始動まで漕ぎ着けない方も中にはいます。

マニュアル車はただエンジンキーを右 (START位置) に回せばいいというものではありません。

現在、多くのMT車にクラッチスタートシステムというものが搭載されています。

クラッチスタートシステムとは、簡単に言えばクラッチペダルをいっぱいまで踏み込んだ状態でないと、
エンジンキーをいくら右に回してもエンジンがかからない仕組みです。

誤発進防止のための装置ですな。( ゚Д゚)

中途半端なクラッチペダルの踏み込みでも当然、エンジンは動きません。

自分で意図して全開までクラッチペダルを踏み込んでいないとダメなのです。

クラッチペダルを踏んでいる以上は動力伝達が行われていない状態なので、
ギアがニュートラル (N) 以外の位置であってもうっかり動き出しません。

このクラッチスタートシステムがないMT車の場合は、
クラッチペダルを踏まずにエンジン始動ができてしまいます。

もし、その時ローギアやリバースギアに入っている状態であれば、
クラッチを踏んでいなければ動力が伝わってしまうので誤発進してしまいますな。( ゚Д゚)

マニュアル自動車のエンジンを始動する時には、
必ずクラッチペダルとブレーキペダルを踏んでニュートラルの状態でエンジンキーを回しましょう。

そうすると誤発進もありませぬ。




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

今や社用車もオートマ自動車が増えてきてしまったため、
なかなかマニュアル自動車に乗る機会が減ってしまいました。

しかし、トラック業界やタクシー業界では今なおマニュアル自動車をメインとして使用していますし、
マニュアル車のレンタカーを借りて、1日だけ運転 (ドライブ) しよう!
なんて時にはエンジン始動がまずはキモです。

オートマ自動車にしても、マニュアル自動車にしてもただエンジンをかければいいわけではないです。

エンジンのかけ方というものがあります。
正しいエンジンのかけ方が!( ゚Д゚)くわっ!

何事も手順、作法を正しく守りましょう。

エンジン始動の手順と言ってもなんてことない、とても簡潔なものです。

単純ですが、いい加減なエンジンのかけ方は思わぬ事態を招く可能性もありますし、
覚えておいて損はないと思います。( ゚Д゚)b

「あの車 (MT車) の暖機しておいて!」

なんて頼まれた時に、免許を持っているのに 「わかりません。」 では困りますしね。

もし、MT車に乗る機会がありそうならば試してみましょう。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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