みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申します。( ゚Д゚)ノ
みなさんが普段愛用している自家用車や社用車にエアバッグは装着されていますな?
運転席にはもちろんのこと、助手席側にも。
今となっては当たり前の安全装置なわけですが、
一度作動してしまったエアバッグのその後はどうなるんでしょ?( ゚Д゚)というのが今日のお話。
エコエコと叫ばれる世の中ですから、なんでもなるべく再利用をしたいものです。
そこで、一度作動したエアバッグは元の位置に格納されるのか?
修理してまた同じ自動車の運転が出来るのか?( ゚Д゚)とな。
結論から言えば、エアバッグは使い捨ての1回こっきりのものです。
エアバッグのみを取り換えるのかと言ったらそうでもありません。
ハンドルごと修理し直さなければならない場合が大半です。
というか、それならいっそ廃車にしてしまおう!というのが大半でしょうか。
ハンドルごとごっそり取り換えるとなったら大仕事。
工賃なども含め、修理には30万円以上かかる事もザルです。( ゚Д゚)
うえっ!( ゚Д゚)つって。
もちろん、この修理というのは、エアバッグを含むハンドルの修理費のお話。
エアバッグが作動する程の交通事故に遭遇したのであれば、
車体 (ボディー) が無事なはずがありませんよね?
車体が無傷で、エアバッグが作動って…。
そりゃどんな事故を起こしたんですか、ってなりますもの。
エアバッグを作動させるための加速度センサーが反応するには、
ある一定速以上の速度域で衝突したとき。
ノロノロ…コツン…。
で、エアバッグが作動してたらたまったものじゃありませんものね。( ゚Д゚)
エアバッグが開いたということは、ある程度のスピードが出ていた時に衝突したという事。
ハンドルの修理費だけで数十万円をとられた上に、
衝突でボコボコになった車体の修理も、となるとかなりの高額修理費に。
そんな修理費払うくらいであれば、新しく自動車買った方がお得ですからね。
そんな事で、エアバッグを作動させてしまった結構なドライバーの方が、
廃車にする流れになっている模様です。
エアバッグを再利用したいとか、そういった時限のお話ではないという事です。
個人レベルではなかなか再利用はできませんけども、
とある業者は廃車になった自動車のエアバッグなどの部品を再利用して商品を作っている事もあります。
というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?
このエアバッグが作動しないように無事故運転が一番大事なわけですが、
交通事故を起こした時にはエアバッグがキチンと正しく効果を発揮してくれないと無意味です。
エアバッグはあくまでも3点式シートベルトを正しく装着した状態で、
エアバッグが展開した場合に効果を発揮するというもの。
今度ご自分が乗る自動車内をよく見てみて下さい。
「SRS AIRBAG」
こんな表記があると思うのですが、SRSは 「Supplemental Restraint System (補助拘束装置) 」 の略称であり、
Supplementalは 「補助」 を意味します。
つまり、エアバッグ単体では意味をなさないものであり、
シートベルト未着用でエアバッグが作動すると大変危険な凶器に早変わり!Σ( ゚Д゚)
過去の事例で言えば、シートベルト未着用のまま交通事故を起こし、
瞬間的に乗員が前のめりになる体にエアバッグが直撃!
結果、強烈な圧迫により心臓破裂で死亡、と。( ゚Д゚)
それ以外にも頸椎損傷で死亡した事例などもありますし、
シートベルトは必ず着けた上で自動車の運転をしましょう。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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