「ペダルの踏み間違え」をしないための防止策は1つしかない。


みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申しましたる。( ゚Д゚)ノ

あらゆる形態の自動車事故の報道を聞き慣れたものだとは思いますが、
「ペダルの踏み間違いによる事故」 というものは特に頻繁に聞きますよね?

駐車場などで駐車をしようとした時に発生しがちなこの事故形態。

最近の事故の特徴と言ってもいいかもしれません。

そもそもなぜ、みなさんそんなにペダルを踏み間違えてしまうの?( ゚Д゚)と。





アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違え。

ブレーキペダルを踏むべき瞬間にアクセルペダルを踏み間違えてしまう。

止まりたい (減速したい) のに進んでしまう。

アクセルペダルもブレーキペダルも取り付け位置が近く、
両方とも踏み込むことにより作動しますし。

ペダルの踏み間違えは、自分の意思とは裏腹に自動車が相反する動きをしてしまいますので、
ドライバーはその時には未曾有のパニックに陥ります。

「あれっ!?止まらない!」

「ブレーキ踏んでるのになんで!?」

みたいな。( ゚Д゚)

ペダルを踏み間違える瞬間というものはたいてい決まっています。

それは店舗や自宅の駐車場、SAやPAなどの駐車場での駐車時に起こります。

しかも、AT (オートマチック) 車ばかり。

MT (マニュアル) 車や、通常走行時のペダルの踏み間違えというのはあまりありません。

駐車場に自動車を駐車をする時って、最終的には駐車位置への完全停止が目標ですよね?

さて、ここで問題です。

みなさんは何ペダルを踏みながら駐車をしますか?

後退でも前進でも構いません。

駐車をする時に踏んでいるペダルです。

どうでしょう?( ゚Д゚)

…ブレーキペダルですか?

じゃあ、踏み間違えによる事故など起こりませんよね?

ブレーキペダルを踏みながら駐車している最中に、
何かの拍子に 「あっ!」 となった時にうっかり踏み込んでしまってもそれはブレーキですもの。

ただ、思わぬ位置で停止してしまうだけです。

「何かの拍子に」 というのがミソです。

想定していた以上の速度が出てしまった、
タイヤ止め (縁石) に上りあげてしまった。

他にも 「何かの拍子に 」というのは色々ありますが。

「何かの拍子」 の時に自分が足を置いているペダル次第です。

なので、R (リバース) ギアに入れる瞬間から駐車位置で停止するまで、
ずっとブレーキペダルを踏みながら駐車をしましょう。

R (リバース) ギアに入れた瞬間、駐車位置までに微妙な距離がある時、
多くのドライバーがアクセルペダルを少量踏もうとします。

これがペダルの踏み間違えを起こす根本的な理由です。

その微妙な距離で時間を稼いでどうするんですか。

たかが数メートル、アクセルを踏んだ所で数秒も短縮できません。

ブレーキを緩めればクリープ現象があるんです。

アクセルを踏まずとも自動車はある程度動いてくれます。

運転手が余計な事をするから、余計な事故が起こるのです。




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

ペダルの踏み間違えによる事故というのは、高齢者に多い傾向にあります。

が、若いドライバーも踏み間違え事故を起こします。

事故を起こした当事者の供述にはこんなものがあります。

「ブレーキを踏んでいるのに加速した。」

「ブレーキを踏んでも止まらなかった。」

バカ言え、と。

んなワケあるか、と。

踏み間違えた後の反応 (対処) は加齢に伴って悪くなります。

駐車時に限らず、アクセルペダルを踏む必要性がまったくない時、
足を置いておくペダルはブレーキペダルにしましょう。

明らかに信号が赤なのにいつまでアクセル踏んでるんだと思わせるドライバー。

下り坂で慣性でなすがままに速度を上げ続けるドライバー。

ブレーキペダルに足を置いておきなさい。
大事なのはブレーキを構える事です。( ゚Д゚)b

今日も一日安全運転に努めましょう。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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