教習所の教習指導員は新人のうちはかなり大変なお仕事。


みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでございまする。( ゚Д゚)ノ

これから自動車学校の教習指導員になろうと考えている方はいらっしゃいますか?

いろいろな夢を持って教習指導員を目指している事かと思いますが、
教習所に就職した段階 (新人) はかなり大変な業種です。

具体的にどんな感じに大変なのかを、今日は懇切丁寧に、
しかもエロティックさは0%でお教えしましょう。( ゚Д゚)





無事に教習所へと就職ができた事が前提ですが、
まずは教習指導員資格を取得するまでの間は教習業務ができません。

朝から夜まで受付業務 (教習生対応、電話対応、原簿処理) や営業 (ポスティング) などをしながら、
合間を縫って指導員審査に向けての勉強をしていきます。

教習所によっては、先輩が使う車両を朝一で清掃してあげたり、
教習所コース内の清掃 (草取り、ゴミ拾い) をするところもあります。

で、勉強というのはペーパー試験と面接のための知識をつける勉強と、
技能試験のための普通車の運転練習がメインです。

プラスで面接や技能・学科教習方法という試験項目でのしゃべる練習ですな。( ゚Д゚)

まるで大学受検でもするかのような勢いで勉強をします。

量が膨大である事と、入社からわずかな期間ですぐに審査を受けなければならないためです。

新人は大変と言っても、まだ本格的に指導員になっていない段階でこんな感じで、
数か月の試雇採用期間を過ごしていきます。

そして、重圧がかかりながらの教習指導員審査に臨み、
見事合格する事ができればここからが本番です。

審査に合格直後からいきなり教習ができるわけではありません。

しばらくは事後教養と呼ばれる勉強を数10時間実施する事が法令で義務付けられています。

この義務付けられた事後教養は営業時間内に行うので良いのですが、
自分の為の勉強という名の時間外教養が大変。

技能教習をどうやっていくのか、学科教習をどうやっていくのか、
これらを休みの日を利用したり、定時を越えてから自主的に見学します。( ゚Д゚)

とりあえず、この段階くらいまでは試雇採用期間のはずですので、
きっと給料も相当少ないです。

たぶん10万円ちょっとくらいです。
試雇期間ですから、仕方ありませんが。

事後教養が終わり、いざ教習業務ができるようになれば正社員としての扱いになり、
お給料もちゃんともらえるようになります。

教習所によってはずっと非正規雇用という形態のところもありますが。

これでようやく一息…。

と思いきや、普通自動車以外の車種の教習も取り扱っている教習所の場合は、
ここからすぐさま新たな資格取得をしなければなりません。

多くの場合は、普通自動二輪車、中型自動車などの教習指導員の取得になります。

段階を踏んで、徐々に上位免許の教習指導員資格を取得しなくてはなりません。

普通自動車では面接がありましたが、中型自動車指導員であれば技能試験のみです。

なので、トラックの運転練習だけで済みますが、
これを業務外の時間にかなりの時間を費やして練習しなくてはなりません。

二輪指導員であれば、また面接もありますので知識の勉強と、
運転の練習に次ぐ練習三昧。(( ゚Д゚))

個人的には入社3年くらいまでは結構ハードでした。

全車種取り扱っていれば、こんな感じでさらに大型自動車、
二種、大特、牽引などの教習指導員資格を取らなければなりません。

聞く話では、ある教習所では普通車指導員合格後から1年以内に全車種の指導員資格を取得させられる所もあるそうな。

地獄ですな。

多くの教習所では1年の間に2つくらいずつの資格を取得するペースかと思います。

指導員資格も車種ごとに取得したらようやく終わりですな…。

と思うのはまだ早いです。

これらの車種に対応する検定員資格の取得をしていかなければなりません。(( ゚Д゚))

ベテラン指導員たちは今でこそのんびりしていますが、
教習指導員になってから向こう10年近くは怒涛の日々だと思いましょう。

教習所によってはもちろん資格取得のペースに違いはありますし、
全車種取り扱っていても全部の資格を取得しなくても良い場合もあります。

取得しなくても良いというのは、取るか取らないかは自分の判断に任せる的なソレです。

普通の教習所は半強制的に全部取らなければなりませんよ。( ゚Д゚)仕事ですから。




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

これから指導員になろうと思っている方は大変でしょうが頑張りましょう。

僕もまだ10年は経過していませんし、まだ取得していない資格もあります。

とりあえず、来年には2つの資格を取得する予定組みがされているので、
それに向けての勉強や練習はしています。

でも、こうやってアホみたいにブログの更新をしてみたり、
ゲームやアニメを見たり、旅行に行ったりする余裕はあります。

要領をつかむまでの最初の数年は大変ですが、
休日もまぁまぁありますし慣れればこちらのものです。

大変大変と言っても、話題に出てくるブラック企業に比べればホワイトです。

中にはブラック教習所もあるんでしょうけども。( ゚Д゚)

よく考えてみて下さい。

ブラックホールは光さえも脱出できないような高密度の天体なのですよ。
ブラックホールから脱出するには光速を超える速さが必要なのです。

ほら、なんだか宇宙規模の事を考えていたら、自分の悩みなんてちっぽけでしょう?

根本的な解決にはなっていませんけど、今日はこの辺でー。ノシ




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