教習所にはどんな役職がある?

謎の人物00
みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでございますぜ。(゚Д゚)ノ

今回のお題は 「自動車学校の職員の役職について」 でいきましょうか。
もう決めた。





役職というと少し堅苦しいですな。

要は、職員の肩書きのことなのですがどんなものがあるのか、と。

これによって給与体系も変わりますし、
当たり前ですが係る責任や職務も違いますな。

教習所は序列に重きを置きます。
右向け右なのです。

位の高い (逆らってはいけない) 順番に紹介していきましょう。(゚Д゚)ノ

◆常務理事 (理事長)

これは教習所を運営している人。

簡単に言えば社長 (のような人) のこと。
逆らってはいけません。

「○○常務」 、 「○○理事長」 、 「常務」 、 「理事長」 などとお呼びします。

呼び捨てや、おじさんと呼ぶのは禁止です。

教習業務を行うことはありません。

◆校長

教習所の顔、シンボルとなる役職。

警察のOBがこの校長というポジションにつくことが大半。
逆らってはいけません。

教習所に普通に入社した人が校長になることがないという。
とても残念なお話。

「○○校長」 、 「校長」 、 「校長先生」 などとお呼びする場合が大半。

教習業務を行うことはありません。

◆事務長、事務局長

それぞれ在籍しているなら、事務局長のほうが偉い?
自動車学校によっては存在しない可能性のある役職。

「○○事務長」 、 「事務長」 、 「○○事務局長」 、 「事務局長」 とお呼びします。

◆部長

名誉職。

実質、それぞれの部署、現場の長。
逆らってはいけません。

教習部、営業部、業務部などそれぞれの指揮を執ります。
部という組織の長であるため威信や社会的立場がある。

部長以下の役職者は教習業務に従事し、
日常的に接することとなります。

基本的に日々行う業務の大半は、この部長の指示の元に行うことに。

「○○部長」 、 「部長」 とお呼びします。

「○○さん」 、 「お父さん」 とは間違っても呼ばないように。

◆次長

部長に次ぐ名誉職。

責任者の代理者や次席として置かれる立場に。

「○○次長」 、 「次長」 とお呼びしましょう。

◆課長

次長に次ぐ名誉職。

課という一部門の長。
その下に、課長補佐という役職がある場合も。

「○○課長」 、 「課長」 とお呼びしましょう。

◆副長

次長に次ぐ役職。

長の補佐を行うお方ですな。
まさに幹部クラスの役職。

「○○副長」 、 「副長」 とお呼びします。

◆係長

日々の業務を行う最少単位の組織内のリーダーのような役職。

主に中堅社員がこの係長である場合が多いでしょう。

若くしてスピード出世して係長になったり、
逆に使い物にならない社員は係長のまま定年に。

そんな役職。

「○○係長」 、 「係長」 とお呼びします。

◆主任

役職としては一番下位に当たります。
入社して10年前後で自然と主任になる場合が多いですな。

出世意欲がなくとも主任にはなってしまうことでしょう。

「○○主任」 、 「主任」 、 「兄貴」 とお呼びしましょう。

◆平社員

入社してから数年は末端社員。

なんの権限もありません。
なすがままです。

平社員同士で呼び合う場合は呼び捨てはよくありません。

他の教習生たちにも見られています。

「○○さん」 、 「○○君」 、 「○○先生」 などと呼び合いましょう。

◆OB

役職ではありませんが、現役を退いた後も勤務を続けている方たち。

元々は課長、次長などの役職についていたお偉いさんたちです。

入社したての頃などに、のほほんとしているおじいさんのように見えても逆らってはいけません。

OBになると役職はありませんので、
「○○先生」 とお呼びするのが無難。

 

というような感じの役職たちなのですが、いかがでしょうか?

個人の能力も加味して昇給していきますが、
基本的には年功序列という昔ながらの体系です。

教習所によって役職者の空気感などは違います。

おだやかそうな方もいる一方で、
僕が務める教習所はまるで軍隊。

「あのカラスは白色だ!」 と言われたら 「本当ですね!」 と言わなければなりません。

願わくば、この昭和気質が抜けることを祈るばかりです。(゚Д゚)

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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