教習所の修了検定、卒業検定で不合格になったらどうするの?

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みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでございます。( ゚Д゚)ノ

本日のお題は 「自動車学校での修了検定、卒業検定で落ちたらどうなるのか?」 ということでいきましょう。

検定というのは、実車による実技試験のこと。
試験である以上は当然ですが合格と不合格があります。

何事もなくストレートで合格になれば良いのですが、
実車の試験は思っているより緊張するため実力の100%を発揮できません。





緊張という要因は運転にとっては適度であればプラスになりますが、
過度の緊張は運転手にとってはマイナスに働きます。

いつもの技能教習の時には出来ていたはずの事が検定の時にできない。
よくある話です。( ゚Д゚)

まず、検定に落ちるのはどういった場合かというと、
検定中止行為に該当する運転行動があった場合、
減点超過によって持ち点が合格基準点を下回ってしまった場合です。

残念ながら、修了検定や卒業検定で不合格になってしまった場合は、
後日改めて検定の受け直し (再試験) になります。

考えていた通りでしょう?

しかーし!

検定不合格になってから、すぐには検定を受け直す事はできませんのよ。( ゚Д゚)

というのも、法令上 「再受検の前に補修教習を1時限以上は受講しなければならない」 という定めがあるのです。

1時限以上ということは、少なくとも1時限の補修教習を受ければ良いのですが、
不安な方は2、3回と複数回の補修教習を受ける場合もあります。

基本的にこの補修教習は正規の教習ではありませんので、
特に 「これをやらなければならない!」 と内容が決まっているわけではありません。

主に、検定失格になった項目を重点的に実車練習します。

たとえば、S字やクランクが主な原因として検定で不合格になったのならば、
S字やクランクをメインに練習。

縦列駐車や方向変換が主な原因として検定で不合格になったのならば、
路上は出ずにひたすらバックの練習をしたりとか。

僕はいつも補修教習に当たれば 「なんの練習がやりたい?」 って最初に聞いて、
それをメインに練習しつつ、その他の練習も総合的にやります。

「検定ではこれがダメだった!」 というもの以外がバッチリなのかといえば、
必ずしもそうとは言えませんからね。( ゚Д゚)

ちなみに、補修教習の費用は通常の技能教習と同じ料金が発生します。

1時限につき約5,000円ほどと考えておきましょう。

入っているプランによっては1時限は無料だったり、
何回補修を受けても無料だったり。

なんのプランも入っていなければ、ダイレクトに補修料金も発生するは、
再検定料も発生するはで踏んだり蹴ったり、また踏んだりします。

保険のためには安心プランなどには入っておくと良いでしょう。( ゚Д゚)b
まぁ個人の自由ですがね。




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

検定で不合格にならなければ、なんの関係もないのが補修教習。

しかし、運転の試験である以上は絶対というのはありません。

「この子なら検定も大丈夫だろうな。」 という教習生のみきわめを合格にしたと思ったら、
翌日の検定で落ちてる、なんて事もボチボチあります。

でも落ちたものは仕方がない。

諦めて、おとなしく補修教習にいそしむしかありません。( ゚Д゚)

めんどくさがって補修教習をいい加減に受講するのはもったいないですよ?

検定でも受けているつもりで、緊張感を持って補修教習をしましょう。

もう後がない!というプレッシャーの中でも上手に練習をこなす事ができれば、
きっと次回の再検定は大丈夫でしょう。

なんの根拠もありませんがね。( ゚Д゚)HAHAHA!

結果として検定に不合格にはなったものの、
検定に合格する技量があると判断されているから検定まで進んでいるのです。

自信を持って運転しましょう。

せっかくの補修教習なので、有意義な自動車の運転をしましょう。( ゚Д゚)b

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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