運転中の危険には 「顕在的危険」 「潜在的危険」 がある。


みなさんこんにちは、言い過ぎですが世界の現役教習指導員的なゆきちよと申します。( ゚Д゚)b

本日の記事内容はこちら。
「自動車の運転における危険には2種類ある。」
という事でいきましょう。

危険が2種類とはなんぞ?( ゚Д゚)





自動車の運転においての危険というのは交通事故になり得るものや事柄ですな。

2種類の危険というのは記事タイトルにも書いてある通り。

「顕在的危険」「潜在的危険」 の2つ。

聞きなれない言葉ではあると思いますが、
いちおう学科教本にもこの2つの名前が出ています。

危険は危険でも、交通事故になりやすい危険は潜在的危険の方。

とりあえず、顕在と潜在、それぞれの危険がどういうものなのか説明しましょう。( ゚Д゚)

顕在的危険とは、目に見えている危険の事。

たとえば、進行方向にいる駐車車両、横断歩道を横断中の歩行者、
転がってきたボール、いろいろな事柄が顕在的危険に当たります。

まさかとは思いますけども、これらの例のような顕在的危険にぶつかった事がある人なんていませんよね?

こういった顕在的危険とぶつかるような運転をしているのであれば、
運転習慣を変える必要があります。

だって目に見えているものにぶつかるなんてあり得ないじゃないですか。( ゚Д゚)

「よし、人が歩いているからぶつかろう!」

こんな積極的過ぎる運転なんて誰もしませんよね。

顕在的危険とぶつかったのであれば、脇見運転 (スマホ) や、居眠り運転、
飲酒運転など誰しもがやってはいけないと認識しているのにやってしまった結果でしょう。

反省しましょう。

自動車を運転する上で怖いのは潜在的危険の方。

潜在的危険とは、目に見えない危険の事。

別に透明なわけではありません。

別のあるものによって、その危険が死角になって見えなくなっているのです。

住居や壁などの遮蔽物によって見通しの悪くなっている交差点を進行しようとしてくる自動車、
駐車車両の奥から横断を試みようとする歩行者や自転車、
こちらもまたいろいろな状況や場所が潜在的危険を作り出します。

この目に見えない危険を回避するにはよく言う危険予測が必要です。( ゚Д゚)

「影から誰かが出てくるかもしれない。」

「もしかしたら見えないだけであそこに誰かがいるかもしれない。」

こういった考えがブレーキをかけさせてくれます。

しかし、こういった死角部分になんの恐怖も感じなければブレーキなんぞかけませんな。

まずは、見えない場所がある以上は少なからず 「最悪どうなるのか?」 というイメージを持ちましょう。

最悪とは、歩行者が出て来てひき殺す、です。

見えない場所があるならば、必ず 「人が出てくるかもしれない。」 ぐらいのイメージと恐怖心を持ちましょう。

そういった恐怖心がある人は事故を起こさないでしょうし、
恐怖心から速度を落とした結果、ぶつかっても程度は軽くなるでしょう。( ゚Д゚)b




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

顕在的危険なんかどうでもいいのです。

見えているんですから、よほど血迷っているか、
脇見や飲酒などの蛮行に及んでいない限りは気を付けるはずです。

しかし、潜在的危険に関しては予測ができない人には回避不能です。

予測とはイメージ、想像力です。

その想像力が大きいほど恐怖心となります。

運転では恐怖心を持てるかどうかが安全運転に関わってくるでしょう。

崖のふちギリギリまで散歩しますか?

落ちたら死ぬ!そんなイメージがあれば崖ギリギリまでは行かないでしょう?

「まさか自分に限って落ちはしないだろう。」 なんて考えている人は、
きっと崖ギリギリまで行ってしまい足を滑らせるのでしょう。

口で言うだけが安全運転ではありません。

気を付けるだけでも安全運転ではありません。

潜在的危険に恐怖を感じ、速度を落とす事が安全運転です。( ゚Д゚)b

みなさんも今日も一日、安全運転に努めて交通事故のなきよう。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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