やぁみなさん、現役教習指導員のゆきちよとは僕のことです。( ゚Д゚)ノ
最近は秋雨前線の影響か、連日雨ですな。
そんな雨天でも二輪の教習をしなくてはならんのです。
おいおい、雷なってるぞ、と。
二輪コース、軽く池みたいになってるぞ、と。
泳いじゃうぞ、と。
そんな中、二輪の教習をさせる自動車学校ってどうなの。( ゚Д゚)
って相方と話していたわけですよ。
いや、別にバイクに乗りたくないとかそういうわけではないんですよ。
こんな天気、路面状況で教習生が転倒してしまったらどうするの?
怪我をしてしまったらどうするの?
運営側は日常的に 「事故防止、怪我防止」 ってうるさいクセに、
どうしろっていうんですか一体。
他の自動車学校と比較してみなさい。
ほら、二輪の教習中断している自動車学校が多いでしょう。
もし何かあった時に、どう責任を取るつもりなんでしょう。
何かがあってからでは既に遅いというのに。( ゚Д゚)
まったく気が狂った教習所だな、とイラ立ちを隠しきれずに午後の教習に臨むわけですよ。
そうしたらまた厄介な教習生がくるんです、こういう日に限って。
あ、みんな!こんな事を言っているなんて先生には内緒だぞ!
どういう風に厄介かというとですな、
第一段階のみきわめの時間だったのです。
みきわめ3回目。
つまり、みきわめで2回不合格になっている教習生。
もっとわかりやすく、失礼な言い方をするならば下手な教習生です。
とりあえず、来た段階では初めて担当する教習生だったので、
どんな人物なのかは定かではない状態だったんですけども。
僕 「前回のみきわめで注意や指摘されたことってありますか?」
確か、こんな感じの切り出しだったと思います。
イラ立ちで若干記憶があいまいですけど。
教習生 「んぁあ!?ない!」 ← 偉そうな感じ
僕 「では、何か操作や走行についてわからないことはありませんか?」
教習生 「だからねぇーって!!」 ←さらに偉そうな感じ
教習生 「俺、昔無免でバイク乗ってたんだからよぉ!」
…かちーん。( ゚Д゚)
なんで最初に僕がそんな事を聞くのかと言ったら、
2回もみきわめで不合格だったから指摘されたことを意識して、
今からの教習に臨んでもらおうと思ったからで。
そんな対応されたら、もうね。
こっちもスイッチ入っちゃいますよ。
しかも無免許でバイク乗ってた人が2回もみきわめ不良って。
自分でハードルそんなに上げちゃって。
僕 「わかりました。それじゃあ、見せてもらいましょうか。」 ← 偉そうな感じ
そしてバイクの鍵を渡して外に出る。
僕 「最初ウォーミングアップ走行を数分行います。」
教習生 「はいはい、早くして。」
僕 「最低でもこれくらいの走りができないと論外ですからね?ちゃんとついてきて下さいよ?」
実はですね、僕って短気なんですよ。
負けず嫌いですし、人の苦しむ姿を見るのが滑稽なんです。
しかし、この頃からでしょうか?
教習生の態度がおかしくなってきたんですよね。
僕 「まぁ昔バイク乗り回してた人からすればできなきゃおかしいですし、簡単過ぎてつまらないウォーミングアップですけどね?」
教習生 「まぁ昔バイク乗ってたって言っても20年以上前の話だけどな。」
そう、何を隠そう、かつてはヤンキーだったであろうアラフォーのおっさんなんですよ。
当然、僕よりも年上です。
教習生 「しかも、今日雨降ってんだろ?雨の日にバイクなんて乗ったことないんだわ。」
教習生 「晴れてる日に比べたら、今日はかなり運転しづらいかもしれんわ。」
急にめっちゃ弱気なことを勝手にしゃべりまくってるんですよ。
いやいや、雨て。
最初、二輪の部屋入ってくる段階から雨なのわかってましたやん。
っていうか朝から雨やん。
なに急に雨が降ってきたみたいなことを言っているの、と。
僕 「今はしゃべってる時間じゃないですから。バイクに乗る時間ですから、はい行きますよ。」
教習生 「はい。」 ← 急に敬語
外周を一周走り、池になっているスラロームをいきなり逆周り、
S字とクランクを超絶な低速走行。
もうこの段階で彼は10回以上は地面に足を着いてましたね。
最後は道幅がかなり狭い場所での連続小転回のオンパレード。
彼はひたすら縁石に乗り上げるか、バイクを倒すかの繰り返しで転回がまったくできていない。
見ろ、大口叩いておいてそんなものだ。
そんな大口を最初に叩かなければ穏やかなみきわめで済んだのに。
教習生の中でもできる子はできるレベルのウォーミングアップをしたつもりです。
彼の最初の発進と外周の具合を見て、
彼には出来なそうなレベルのウォーミングアップにしましたがね。
僕 「大丈夫ですか?さっきから足着いたりバイク倒してますけど。」
教習生 「雨だからうまくできねんだよ!」
僕 「雨ですけど、僕は出来てますよ?雨ではなくてご自身の技術不足ですからね。」
僕はもう1時間ずっとこんな感じの対応でしたね。
当然、みきわめは不合格。
ずっと難しいことをやらせていたわけではありませんぞ?( ゚Д゚)
普通にみんなが走る定められた 「みきわめのコース」 を走ってもらいました。
でも明らかに技術不足。
あと数回は技能延長しないとかなり苦しいレベル。
はい、さようなら。
また今度担当になったときも覚えとけよ、と。
世の中にはこんな人間もいるんだなって思わされましたよ。
なに?サイコパスなの?この人、みたいな。
自分の常識がまったく通用しないというか、
普段の日常生活に支障がないか?と問い詰めたくなるような人物。
虚勢を張るのがダメとは言いませんけども、
スポーツや乗り物で技術が上手の相手に対して啖呵を切るものではありません。
今日の彼も、ただの50m走で済むところを、
自分で勝手に100mハードル走にしちゃいましたからね。
言葉には気を付けましょう。
って僕が言っていいことではありませんけどもね。( ゚Д゚)
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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