ルームミラーとドアミラーには見え方に違いがある。


みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申しまする。( ゚Д゚)ノ

本日のお題は 「ルームミラーとドアミラーの映り方の違い」 についてお話しましょう。

それぞれの違いがわかる男になりましょう。

映り方といっても、映っている角度 (景色) の違いの話ではありませんぞ。





ルームミラーとは名前の通り、室内にある鏡。
つまりは運転席と助手席の間にあるリアウィンドウから後方状況を見るミラーの事。

ドアミラーは自動車の運転席側と助手席側にそれぞれ装着されている鏡。
右後方と左後方を映してくれるミラーですな。

サイドミラーとも言いますが、サイドミラーには他にもフェンダーミラーというものもあります。

ドアミラー = サイドミラーという同義ではなく、
サイドミラーの一種にドアミラーと思ってもらえたらよろしいかと。( ゚Д゚)

最近の主流はドアミラーですから、今回の記事ではドアミラーと記述していきます。

このルームミラーとドアミラーに違いがあるという事はご存知だったでしょうか?

違いと一口にいっても、装着されている箇所の話でもなければ、
映し出している方向の話でもありません。

違いというのは、ミラー自体の作りのお話。

なんだか、ルームミラーとドアミラーで同じものを映し出している状況で、
それぞれのミラーに映るものの大きさが違って見えませんか?

「なんかルームミラーに映ってる方が大きく見える!」

「逆にドアミラーに映ってる方が小さく見える!」

みたいな。( ゚Д゚)そんな経験ありません?

この大きさが違って見えるのはミラーの作りが違うからです。

ルームミラーに映っているものが大きく見える気がしますよね?

しかし、どうでしょう?

家にある手鏡や洗面所にある鏡を見た時 「映ってる自分でっか!」 なんて思いますか?

思いませんよね。( ゚Д゚)普通に実物大で映っていますから。

ルームミラーはこういった鏡と同じ平面鏡なのです。

なので、ルームミラーでは大きく見えていると錯覚していますが、
それが本来の実物大の大きさで見えているのです。

逆に、ドアミラーに映っているものが小さく見えるのは錯覚でもなんでもありません。

ドアミラーは小さな面積の割にはたくさんの景色を映してくれています。

つまり、映っている1つ1つのものが小さく見えるので、
相対的にルームミラーに映っているものが大きく見えるという錯覚が起こります。

ドアミラーはルームミラーのような平面な鏡ではなく、
凸面鏡という曲面のミラーが採用されておるのですな。( ゚Д゚)

コンビニやスーパーなど死角部分になりやすいコーナーや棚なんかに、
よく設置されているあの丸いミラーを思い出してもらえれば良いでしょう。




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

それぞれの違いをわかって頂けたかと思います。( ゚Д゚)

純正のルームミラーに取り付け式のワイドミラーを装着するドライバーも多いですが、
ワイドミラーって凸面鏡になってますな。

純正の平面ルームミラーの方が当然、実寸と差のない距離感をつかむ事ができます。

ルームもドアもすべてのミラーを曲面にしてしまうとなんだか気持ち悪い。( ゚Д゚)

デザイン重視だったりする場合もあるので、各個人の勝手なんですけどね。

広角ミラーで広い範囲を見ることも大事なのですが、
ルームミラーとドアミラーを正しい位置調節の方が大事でしょう。

たまに前の自動車のルームミラーとかを気にしてみたりするんですけど、
おかしな角度のドライバーが結構いますよ。

いったい何を映してるんだその鏡は、みたいな。

普通、後ろから前の自動車のルームミラーを見たら運転手の目が映るはず。

で、目と目が合ってしまい恋に落ちるんです。

なのに、運転手の口が映ってるっていう。
自分の顔でも映しているんでしょうか。( ゚Д゚)

中にはドアミラーを折り畳んだまま自動車の運転しているドライバーも。

もうバカか、と。

よほど普段ミラーを見ない運転をしてて、折り畳んでいる事を忘れてるのか。

せっかくあるミラーを有効活用して、安全運転をしましょう。( ゚Д゚)ノ

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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