みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでございまする。( ﾟДﾟ)ﾉ
本日は 「自動車学校で行われるペーパードライバー講習の内容」 についてでいきましょう。
若者の車離れという言葉がある通り、
運転をしない生活に慣れてしまっている社会人も多いのが今の世の中。
そんなずっと自動車の運転から離れている生活が一転、
就職、出産などにより自動車の運転をしなくてはならない状況になってしまった、と。
ペーパードライバーという事を自覚している人が、
いきなり一人で路上を運転するのは怖いものですな。( ﾟДﾟ)
ペーパードライバー講習とは運転免許を取得してから自動車の運転をした事がない、
もしくは長年運転からは離れていたという方たちが受ける講習です。
普段運転はしているが、高速道路や首都圏内での走行や、
苦手のバック駐車の練習をしたくて入校する方もいらっしゃいます。( ﾟДﾟ)
さて、ペーパードライバー講習と書きましたが、ペーパードライバー教習とも呼びますし、
自由練習なんていうような呼び方もします。
ペーパードライバー講習の目的は、当然ですが受講者によって変わります。
⇒ 長年運転から遠ざかっていたため、また1から基本を覚えたい。
⇒ 運転感覚、車両感覚を取り戻したい。
⇒ 車庫入れ、バックが苦手だから練習したい。
⇒ 高速道路を走行してみたい。
⇒ 都会の交通量の多い道路を走行してみたい。
⇒ 車線変更に苦手意識があるから練習したい。
⇒ MT免許を取ったものの、ずっとATばかりに乗っていたから久々にMTに乗りたい。
このように、ペーパードライバー講習を受ける人によって、
何故、またわざわざ教習所へ自動車の練習をしに来たのかが人それぞれ違うわけです。
ペーパードライバー講習が自由練習と呼ばれる所以としては、
講習内容が自由だからです。
免許を取りにくる方たちが受ける普通の教習と違って、カリキュラムが設定されていません。
受講者が 「○○をやりたい！」 と言ってくれた内容に沿って教習をしていきます。
すでに運転免許は取得済みの方がペーパードライバー教習を受けに来ますので、
教習所所内コースだけでなく、路上での練習も可能です。
たとえば、 「自分の家の車庫入れ練習をしたい。」 と言われれば、
その受講生の家まで教習車で行って車庫入れをします。 (僕の経験談)
時間が許す限り、要望に応えられる範囲内であれば何の練習をしても大丈夫。( ﾟДﾟ)b
何の練習をしても大丈夫って言うと、なんだか投げやりな感じもしてしまいますが、
ちゃんとアドバイスやコツなどもお伝えしていきます。
ペーパードライバー講習内容は幅広いものとなっていますので、
自分自身が苦手に思っている事、不安に思っている事などをメインに自信をつけていきましょう。
気になるペーパードライバー講習の受講費用となりますと、
一般的に教習所の車種別技能教習料金に則り受講費用が発生します。
あ、入校費など車両使用料などが若干プラスでかかりますが。
一般的な料金設定としては、1時限の自由練習で普通車ならば5.000円程度からです。
どこで受講するかで料金設定には若干の差異はありますが、
基本はこれくらいと考えておくと良いでしょう。
場所によっては2時限講習や120分講習なんていうものもありまして、
だいたい10.000円 ～ 20.000円程度である事が多いですな。
さて、当然ですが、ペーパードライバー講習は教習車で練習する以上、
道路を走行するならば必ず法令遵守でよろしくお願いします。( ﾟДﾟ)
一時不停止や黄信号での突っ込み、車間距離詰め過ぎなどは、
指導員が補助ブレーキを踏みます。
何の練習をしても大丈夫ですが、あくまで法令に則った上での運転をしましょう。
というような感じなのですが、いかがだったでしょうか？
ペーパードライバー講習は初心者の方から取得から何十年経っている方でも、
運転免許を取得済みの方であればすべてが対象になります。
再び自動車の運転をする事に不安があるのであれば、
時間と予算の都合が合えば自由練習を受けてみましょう。
単純な技能の上達のみが目的ではなく、
自分の不安や苦手意識を取り除く事が安全運転には必要です。( ﾟДﾟ)b
ちなみに、ペーパードライバー講習というのは普通自動車だけではありませんよ。
他車種でも可能ですので、普通・大型自動二輪車 (オートバイ) 、
中型車や大型車 (バス、トラック) 、なんでもござれ。
ただ、教習所においてある車種のみ対応となっていますので、
練習したい車種が置いてある練習場を見つけましょう。( ﾟДﾟ)b
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ﾉｼ
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