みなさんどうも、現役教習指導員です。(゚Д゚)ノ
蒸し暑い日が続きますが、今日は雨でしたな。
どんなに暑くても、どんなに雨が降ろうとも教習の日々。
本日のお題は 「アクセルが離せない教習生 (19歳女性) 」 についてです。
これはもう日も落ち、そろそろ晩御飯でも食べたくなってくる時間帯に当たった教習生のお話。
路上教習3回目のお時間。
原簿を確認してみると、なんと第一段階のみきわめを10回くらい落ちているじゃあないですか!
オートマの教習生なので、規定の約2倍近く延長している計算。
こりゃなかなかスリリングな路上になりそうだぜ…。(゚Д゚)
そう思い、いざ路上へ。
しかもこの路上3回目の時間は住宅街をよく走り、右左折が多い時間。
まず、一回目の右折。
右折し始めはとくに変わった様子はなかったものの、
曲り終える頃に彼女の中の大蛇が目覚めました。
アクセルぎゅぅぅぅぅうん!
まだ、ろくにハンドルを戻し終えていない段階での猛アクセル。
微調節もクソもない、ただ踏めるだけアクセルを踏んだ感じ。
そこで彼女から一言。
(´;ω;) < アッーーー!
いや、アクセル離さんかい。
「アッーーー!」 と言っているということは、事の重大さに気付いている証拠。
わかっているのなら、なぜ離さない?
それでも離せないのが教習生。
まぁまぁ、良しとしましょう。
次は気を付けるんだよ?と。
「アッーーー!」 ってなるまでアクセルを踏んではダメだよ?
「アッ!」 ってなった瞬間にアクセルを離そう。
そう伝え、間もなく左折。
曲り具合は右折と比較するときつい。
これで猛アクセルを踏まれたらたまらん。
すでに補助ブレーキに足を置いておく、と。
案の定出ました。
(´;ω;) < アッーーー!
いや、だから離さんかい。
そのアクセルを踏み込んでいる足をいったんペダルから離さんかい。
さすがに第一段階のみきわめで延長しているだけはある。(゚Д゚)ゴクリ…。
というか、もっと第一段階で延長して練習しておいたほうが良かったのでは?
彼女のやっていることは、虫を 「マズイ、マズイ」 と言いながら食べ続けているようなもの。
マズイんだったら虫を食べるのをやめなさない、と。
その虫を食べようとしている手を止めなさい、と。
その例えに彼女は笑ってくれましたけども、
笑っている場合ではないのよ…。
でも、お腹が減っていることを忘れてしまうくらい緊張感を持って教習ができましたよ。
ありがとう。
おっと、心にもないことを口走ってしまった。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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