本日の教習内容 2015.09.06

雨ですなぁ。(´ω`)

日曜も出勤してお金稼ぎでごわす。
まぁ朝の2時限しかやってないですけども。





ええ、もう帰ってきました。

2時限しか教習していないので、
あまり仕事した感はありませんでしたが。

しかも、セット教習がついたので、
同じ教習生と2時限過ごしました。

教習生は2人。

あやしい組み合わせだったので、
なかなか面白いセット教習でした。

項目は「危険を予測した運転 → 危険予測ディスカッション」

混ぜたら危険な組み合わせのデンジャラスディスカッションになりそうです。

というわけで、本日のブログは、
「セット教習~ヤンキー君とメガネちゃん~」
でお送りします。

なんかのドラマや漫画のタイトルでありそうなんですが、
もろにソレでした。

自動車学校には色々な方が来ます。

真面目そうな方、サラリーマン、何かの社長、
ヤンキー、ヤクザ (?)、某アイドル、
強盗致傷を犯し豚箱にぶち込まれていた人。

最後の人はもう見た目がもう刺青入りまくりで、
傷だらけの顔面凶器の人でした。

でも教習中はすごく気さくで見た目ではわからんな、と。

モチベーションの低い女の子の教習生より、
よっぽど真面目に取り組んでいました。

で、そんな見た目では判断出来んのが教習生なんですが、
今日のヤンキー君とメガネちゃんも見た目とは別の人物でした。

ヤンキー君 = 不真面目な態度を取るであろう
メガネちゃん = 真面目に取り組むであろう

そんなイメージでセット教習の説明を最初行います。

そこでまず、2人のイメージが逆転します。

僕の説明に対して、「うん、うん」と常にうなずくヤンキー君。

どこか上の空のメガネちゃん。

( ゚ω゚ ) {むむ・・・?こ、こやつ・・・。

と思いつつ、車に移動です。
最初はメガネちゃんの運転。

ふん、ふん。なるほど。
こりゃ危なっかしい運転だ!

危険をまったく危険ではないと思っている運転だ!

駐車車両をよけるときのその間隔、まさかの20cmくらい。
近すぎやろが!

と言ったら、

メガネちゃん 「ぶつからないように避けたつもりでしたけど。」
との返答。

ぶつかる、ぶつからんの話ではない!
第一、接触のことだけを考えるなら間隔なんぞ1cmで十分ぶつからんだろが!

なんのために間隔をあけて避けるのかこれっぽっちも考えていない。
しかし、危険の感受性なんて人それぞれ。

それを今日わかってもらうのがセット教習の時間。

ただ、一言・・・。

一言でいい、言わせてくれ。

メガネちゃん・・・イオナズン!

とまぁそんなこんなで、次番者ヤンキー君。
実はヤンキー君、二輪免許持ちです。

こりゃ雑な運転をしそうだなぁ、なんて思っていたら、
教習指導員好みの運転をしなさるの!この子ったら、まぁ!

な、なんだコイツは・・・。
決して上手いわけではないが、
自動車学校がどういうものかよく分かっていやがる。

正直、今みきわめだったら「君、合格。」って言いそうでしたもん。
ヤンキー君にはベホマズンを唱えてあげようかと思いました。

で、1時限目の「危険を予測した運転」が終わり、
休憩を挟んだのちに2時限目。




次は先ほどの運転を踏まえた上での「危険予測ディスカッション」。

正直、ディスカッションと言いつつ、
しゃべりたがりな僕がずっとしゃべりまくってるだけですけど。

まず、そんなに教習生はしゃべりたがりませんからね。

しかし、さっきの運転はどうだった?という話の流れのときに、
ヤンキー君からメガネちゃんに指摘がドン!

ヤンキー君 「さっき車避けるときのあの間隔はダメじゃない?」

すかさずメガネちゃんが一言。

メガネちゃん 「ごめんなさい。」

うん、彼見た目こわいもんね。
うん、わかるよ。

手震えるよね。
うつむいちゃうよね。

もともと僕がイオナズンを彼女に唱えていたせいで、
そろそろ瀕死のHP3くらいになっていました。

そこで彼がまた言葉を続けるのです。

ヤンキー君 「俺普段バイク乗ってるとき、見えないところすごい気にしてんだよ。」

僕 「言い方悪いけど君みたいなタイプって結構雑な運転しそうなもんだと思ってたけど。」

ヤンキー君 「いや、前はそうだったけど、一回わき道から出てきた自転車とぶつかったことあって。」

僕 「大丈夫だったの?」

ヤンキー君 「いや、自転車の人、骨折れちゃいました。」

ヤンキー君 「だからこれじゃいかんなって思って。」

うん、偉い!
いや、普通に考えたら最初からそう運転するべきなんですけどね!

一回事故してからそれに気付いてもあとの祭りなんですけど、
事故する人は何回も事故を起こすし、
まぁそれで改心したのであれば。

しかし、高い勉強代ですよ。

一回事故を起こしてからというのは。

やはり、事故を起こした当事者の話を聞いて、
メガネちゃん、ちょっと涙ぐんでいましたからね。

ただ、別にヤンキー君も攻め立てたくて言ったわけではないのです。

自分の過去の過ちをこうして告白するのは、
本人にとっては恥ずかしい、嫌な気持ちになると思いますが、
メガネちゃんの行く先を案じての発言でしょう。

それを汲み取って今後は、もう少し考えて運転が出来るといいですな。

ヤンキー君、GJ! (※)

※GJ = Not ゴリラジャンプ

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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