みなさんどうもこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申しまする。( ゚Д゚)ノ
最近忙しくてなかなかブログを書けていなかったんですけども、
ある日を境にして完全にこのブログの存在を忘れていました。
ええ、だから更新していなかったんです。
さて、そんな今日のブログ内容は二輪教習生には是非見てもらいたい映像の紹介です。
動画の内容は一本橋 (通称:直線狭路台) です。( ゚Д゚)
普通自動二輪教習課程なら7秒以上、
大型自動二輪教習課程なら10秒以上。
これが卒業検定や試験場での技能試験での目標タイム。
1秒下回るごとに減点であり、
なおかつ脱輪、エンスト、足つきなどは失格。
一番受検者が緊張する技能課題ではないでしょうか?( ゚Д゚)
今現在自動車学校へ通っている二輪教習生の方でも、
一本橋をやったことがある人は難しさがわかるはず。
そんな難易度の高い一本橋という課題、
教習所の教官たちはいったいどれくらいのレベルでこなすのでしょうか。
ちなみにですが、クリアに要する速度感のだいたいの目安でいうとですね…。
みなさんも良くご存知、僕の歩行速度より若干遅めでバイクを進行させれば、
課題クリアのタイムは到達致します。
では、以下の指導員によるデモンストレーション動画をご覧ください。
<参考動画:You tube>
いかがです?
ゆっくり進むなんて生易しいものではありません。
完全停止が必要です。
タイヤは二つしかありませんけども。
しかし!我々教習所のバイク指導員はこのレベルです。
すごいでしょう?
逆にこれくらいもできずに何がバイク指導員ですか!( ゚Д゚)
と偉そうに言いたいところですけど、この動画の教官は俗にいう超人です。
ええ、はっきり言って僕の技術では足元にも及びません。
一本橋は全長15mなのですが、この方は台の前半部分 (たぶん5mくらい) でもう1分30秒経ってます。
普通に最後までこのスピードを継続していたら、きっと5 ~ 6分くらい使うでしょう。
通過を待ちきれませんね、イライラします。
この動画の指導員は高レベルの技術保持者ですが、
たぶんどこの教習所の二輪指導員も30秒くらいならいけるんじゃないでしょうか?
むしろそれくらいもできないレベルの技術の人に教えられたくはありませんが。
勉強を教えるにしても教える側は教えられる側の3倍の理解が必要なんて言葉もあります。
なので僕も二輪指導員の資格を取得する前はまず30秒を目指していました。
この考え方は昭和の人間ですね、完全に。
まぁ、実際3倍なんて関係ないんですけどね。( ゚Д゚)
何をどうしたらいいのかの理解は必要です。
資格を取得してからもう何年も経ちますが、
僕の一本橋過去最高記録が約2分10秒です。
別に自慢とかではないですが、何年も乗ってたらこうなってしまったわけです。
しかし、僕よりも二輪経験が余分に何年も多い一般ライダーができるかと言ったら無理でしょう。
10年、20年普通二輪乗り続けて、大型取りに来ましたなんていう経験者ですら、
教習所の一本橋はすごくても20秒くらいという教習生が多いです。
ただバイクに乗り続ければいいってものでもありません。( ゚Д゚)
何をどうしたらどうなるのかを意識しながら練習する必要がありますし、
逆にそれが出来れば30秒、40秒といけるでしょう。
僕が在籍している教習所で最もすごい人は約9分 (約540秒) 一本橋に乗っています。
もはや紹介した動画の超人どころか、ただの変態です。
ちなみにもう定年を迎えてOBをやっている方なんですけどね。
たまにバイクの教習もやるんですよ。
変人的技術ではありますが、以前僕のバイク練習を見てもらってるときのアドバイスも変人でして。
「もっとこう、ガッと!」
「違う!そこでグイグイっとやるんだ!」
「ブンっとやってからギュッと落とす!」
いや、わかんねーし!
擬音ばっかじゃねーか!みたいな。( ゚Д゚)
完全に感覚派ですね。
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ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ