みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでおます。( ゚Д゚)ノ
ようやく3月も中盤で、繁忙期も残すところあと少し。
終わりが見えてくるこの頃から、心なしか気分も上がり、
特に今日は二輪の教習で暖かいしなんとも最高。
気分はよくても、どうしても通せないみきわめが今日ありましてな。
確か5時限目あたりでしたかな。
昼食を食べすぎてゲボが出そうになりながらバイクに乗ってた記憶があります。
前々から、他の指導員の間でも問題になっていた教習生だったのです。
問題っていうのは素行とかの話ではなく、
単純にバイクに乗りこなせな過ぎて問題になってた教習生なんですが。
第2段階のみきわめです。( ゚Д゚)
このみきわめが通れば卒業検定。
コース走行中に、一本橋から落ちる、パイロン接触数回。
第1段階の技能教習も延び延びでこの技量であるにも関わらず、
みきわめ不良で次回も技能教習延長を伝えたところの返答が…。
「いやー、検定受かると思うんですけどねぇ。」
あ?(# ゚Д゚)
こちらも火がついてしまいます。
ちなみに一本橋から落ちたり、パイロンタッチは問答無用で検定中止。
なぜ検定受かると思った…。
数打ちゃ (何回も検定受ければ) 当たるとでも思ってるのか。
教習中、彼は別に頑張って練習しているんです。
二輪のベテラン指導員たちも毎回頑張って指導しているんです。
しかし、二輪という乗り物においてはセンスも問われます。
言い方はかなり悪いですが、光ると思って磨いていたダイヤの原石が、
実はただの石ころだったみたいな。
これは言い過ぎたか。( ゚Д゚)
「検定に受かる自信がある!」 なんて言われても困ってしまいます。
検定はバイクでコースをなぞれば受かるようなものでもないですし。
ただ走るだけなら別に無免許の小僧にだってできるんですから。
四輪と違って、バイクにはやり直しがききません。
ぶつかりそうになってもバックできませんし、課題中の不要な足着きもダメですから。
コースを完走できたら良いってものではない!(# ゚Д゚)
ちゃんと理解をして狙った操作でバイクに乗りこなせないといかん!(# ゚Д゚)
志しが低すぎる!(# ゚Д゚)
きさまは原付にでも乗っとれ!(# ゚Д゚)
まぁ最後のは言ってませんが、それくらいの勢いで最後の講評を終えました。
こちらとしても落としたくてみきわめを通さなかったり、
無意味に延長なんてしたくありません。
職業柄いい加減な仕事もできませんしプライドもあります。
無責任にホイホイと終了させられない事は理解してもらいたいものです。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
( ゚Д゚)つ免許合宿の人気ランキングが地域別、職業別、性別、プランごとに見れます