みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申しまする。( ゚Д゚)ノ
高速道路って便利なもので、よく利用される方も多いと思いますが、
この高速道路の中に信号機があるのを見たことありますか?
…ないですか。( ゚Д゚)
高速道路のメリットって信号機に引っかかることなく、
渋滞などに引っかからなければ基本はノンストップで自動車を走らせられるところにあります。
【問題:高速道路に信号機はない。○か、×か?】
正解はCMの後で…。( ゚Д゚)b
正解は 【×】 です。
高速道路内にも信号機は存在しております。
ええーっ。( ゚Д゚)つって。
見たことないですよね。
でも、信号機があるかないかで言えばあるんです。
一般道、とくに都心部では鬼のように信号機が設置してあるものですが、
高速道路にもまれに信号機が設置してあるのです。
どういう状況、場所に信号機が設置されているかとなれば、
大きくわけて2通りあります。
1つ目はトンネルの出入り口です。
これは一般的に 「トンネル用信号」 と呼ばれます。
トンネルであればなんでもかんでも信号機がついているわけではありませんが。
だいたい5km以上の長大トンネルには基本トンネル用信号がついているイメージ。
全長4km台のトンネルにも信号機がついている事もありますので、
絶対に5km以上の全長で、というわけではなさそうですが。
設置目的は見えないトンネル深奥部で交通事故、火災事故、大渋滞などがあった時に、
トンネルに入る前に対応できるようにするためです。
信号機が青灯火であれば通行に問題はありませんが、
黄点滅灯火であれば事故車両の存在、渋滞の発生を意味しています。
追突防止ですな。( ゚Д゚)
赤灯火であれば、もちろん通行不能です。
青灯火以外であれば、何かしらのトラブルが発生していますので、
高速道路を走行する際には十分に注意する必要があります。
<参考動画:You tube>
トンネル前の信号機の灯火の意味もよく理解してから通行しましょう。
1979年に起こった東名日本坂トンネル火災事故 (7名死亡、173台焼失) が発端となって、
要所要所でトンネル入り口に信号機の設置へと至りました。( ゚Д゚)
長大なトンネルの出入り口には信号機がありますので、
逆に信号機がトンネル出入り口にあればそのトンネルが長いという事がわかります。
僕の家の近くには某高速道路内の○○山トンネルという長大トンネルの出入り口にも信号機が設置されています。
全長約8.5kmというクソ長いトンネルがあるんです。
2つ目はジャンクション (JCT) の平面交差部に設置されています。
ジャンクションと言ったら他の交通と交わらない立体交差が基本ですが。
平面交差部に信号機があるとして、有名なのは美女木 (びじょぎ) ジャンクション。
美女木ジャンクションは埼玉県戸田市というところにあります。
この美女木ジャンクションはとても交通量が多く、
事故防止の目的から平面交差している部分に大型のLED信号機が設置されています。
大きく、LEDなので遠目からでもかなり見つけやすいです。
興味のある方は通ってみましょう。( ゚Д゚)b
といような感じなのですが、いかがだったでしょうか?
学科試験なんかで、 【高速道路に信号機はない。○か、×か?】 なんて問題が出たら、正解は×ですよ。
信号機が高速道路内にはないという頭で高速道路を走行するのはいけません。
あるかないか、で言えば信号機はあるのです。
ただ、ほとんど見かける機会などはありませんが、
旅行や出張などでの道程の高速道路にもしかしたら信号機があるかも?
というわけで、今日も一日安全運転に努めましょう。( ゚Д゚)b
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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