暑い日の道路に現れる「近付く事ができない水たまり」の正体は何?

逃げ水
みなさんこんにちは、自動車学校で指導員でもやっていた雰囲気のゆきちよです。( ゚Д゚)ノ

多くの方が見たことがあると思われる、とある暑い日の道路上での謎現象。

遠 く の 道 路 に 水 た ま り が 見 え る ・・・! 】

それも、雨が降った形跡がないのに。

しかも、自分が水たまり方向へ進んでも、その水たまりに辿り着けない。

そんな 「不思議な水たまり」 に遭遇した経験ありません?

上の写真を見てもわかるように、どう考えても水たまりっぽいのがあります。

という事で、今日はこの謎現象について解説していきたいかと思います。( ゚Д゚)





結論として、この謎の水たまりには実体がありません。

蜃気楼だからです。

これは通称 「逃げ水」 と言われる現象で、
日差しに照らされたアスファルトに水たまりのような蜃気楼がユラユラと浮かぶという。

そういえば確かに、暑く風が少ないときによく見られる気がしません?

蜃気楼なのでもちろん、実際その場に水分はありませんよ。

「逃げ」 という言葉がついているのにも理由があります。

確かに水たまりのようなものは見えるが、
その場に近づいても触れることも近づくこともできない。

ドンドン先にも同じような水たまりが見えるだけで、
水たまりが逃げているように見えることから逃げ水という名がついた、と。

ちなみに、逃げ水という言葉は俳句の季語にもなっているので、
これから俳人を目指す方は使ってもかまわんよ?

話を戻しますが、蜃気楼という言葉自体はよく耳にするかと思います。

よく使う例としては 「情熱の彼方から蜃気楼」 ですね。

もしくは 「夕暮れの彼方から蜃気楼」 のどちらかです。

日常的に口ずさむ方は僕と同世代でしょう。
(元ネタを知らない方はググって下さい。)

英語では 【inferior mirage】 【road mirage】 と表記し、
直訳でそれぞれ 【下位蜃気楼】 【道路上の蜃気楼】 。

遠くを走行中の自動車がこの逃げ水の上を通過した時、
逃げ水の上にその自動車が鏡のように写されます。

ここから逃げ水を 「地鏡」 と言ったりもします。

蜃気楼の中でも、この逃げ水は最もよく目にする機会があるもの。

アスファルトや砂地などが日射などによって熱を持ち、
路面温度と気温の差が大きくなることでこの逃げ水が発生します。

ビルや島などが浮遊して見える浮島現象もこのタイプ。

条件さえそろえば連日のように観測できます。

夏の教習中なんぞ毎回のように確認できましたから、
教習生との話のネタに逃げ水を使った記憶もおぼろげに。

ちょっと逃げ水見たろか?なんて思った方は、
地表が高温になってそうで、なるべく風が少ない時を狙いましょう。

一直線に延びている道路のほうがいいですよ。

曲がりくねった道だと建造物や林などの自然が障害物になって、
逃げ水が見えませんからね。

最後に余談ですが、女性アイドルグループ乃木坂46にも同名の楽曲があるとか。

しかし、僕はCASCADEのSexy,Sexyをオススメしておきます。

中学のとき、はじめて新品でCDを買ったのがこのCD。

それくらい初めて聴いたときの衝撃が…。

アニメ 「学校の怪談」 のOPテーマにもなっていたので、
誰にでも聴きやすい曲になっていると思います。

とりあえずギターの発想がすさまじいので是非聴いてみましょう。( ゚Д゚)

( ゚Д゚)つ
Twitterもやってますので、よければフォローでもしてやって下さい。
興奮を覚えます。

こちらは↓我が先輩方がやっている愛知ペーパードライバースクールのツイッターアカウントです。
( ゚Д゚)つ

個人でやっているので自動車学校ではないんですがね。

東海地方にお住まいの免許所持者の方や、
その他気になる方も公式サイトと一緒にチェックしてみて下さい。( ゚Д゚)b

T指導員とH指導員が首を長くし過ぎております。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



Pocket
LINEで送る