「踏切あり」 の標識が2種類あるのはなぜ?


みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申しまする。( ゚Д゚)ノ

本日のお題は 「踏切の警戒標識が2種類あるのはなぜか?」 でいきましょうか。

え?2種類もあるの?( ゚Д゚)って?

そんな気にしてみたことないって?

そんな人はちょっと読み進めてみると良いでしょう。





「踏切あり」 という標識は、よく踏切に接近してくると出現する黄色の標識。

黄色の道路標識は警戒標識ですな。( ゚Д゚)

まず、トップ画にも設定している 「踏切あり」 の警戒標識。

みなさんご存知、白煙を噴きながら走る汽車ポッポ、
蒸気機関車 (通称SL) のデザインになっているのがわかると思います。

この蒸気機関車デザインの標識が踏切ありという意味の標識で、
これは初期からずっと使われてきたものです。

たまに見かけますでしょ?
学科教本にも掲載されていますしね。

っていうか今って蒸気機関車って走ってるの?( ゚Д゚)と。

今ではSLの営業運転は終了していますので、新しく設置されている踏切ありの標識はデザインが違います。

この様に、電車のデザインが採用されナウい感じになっています。

SLと電車とで2種類の踏切ありの道路標識があるわけですな。

ちなみに、どちらの標識であっても意味はまったく同じ 「踏切あり」 です。

SLの標識は旧バージョンで、電車の標識は新バージョンという事。

今後、新しい標識には電車マークの警戒標識が採用されていきます。

ゆくゆくはSL標識も古くなってしまえば淘汰されていくでしょう。
何分、営業が終了した30年ほど前の標識ですからね。

別にSLデザインの標識が完全廃止されたわけではありませんぞ。

新バージョンの電車デザインとともに現役で活躍していらっしゃいます。

レアっちゃーレアなので、シャッターチャンスは今。( ゚Д゚)b

ただし、別にSL標識の踏切といっても、SLが目の前を走ってくれるわけではありませんので期待はせぬよう。

せいぜいトーマスが笑顔でやってくるくらいです。




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

踏切ありの標識に2種類ある理由はわかってもらえましたかね。( ゚Д゚)

結局は標識の意味に差はありませんが、
歴史に差があるという事ですな。

ロマンス溢れる方は蒸気機関車標識の踏切の前で、
電化された乗り物が過ぎ去っていく様を見て絶望感に打ちひしがれましょう。

僕は生まれた年代がそこまで古い方ではないので、
現役で走っている蒸気機関車というものを見たことありません。

子供の頃は機関車トーマスの世界の中だけの存在かとも思っていましたから。

もう10年、20年もすればSL標識を道端で見ることはなくなってしまうのでしょうか。

残念な気持ちもありますが、また近い将来は近未来的な乗り物が線路を走っているかもしれません。

現行の電車デザインも、いつかは旧バージョンと呼ばれてしまうかもしれませんな。( ゚Д゚)

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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