【教習生必見!】技能教習で自動車の運転が上達するための考え方。


教習所へ通っているみなさん、こんにちは。
現役教習指導員のゆきちよと申します。( ゚Д゚)

おや、もしかしたら自動車学校内でお会いした方ですか?

この記事を見ている方は、おそらく現在自動車学校に通っており、
なおかつ技能教習で運転の上達がかんばしくないと見受けられます。

普通に教習が進んでいる方であれば悩みもなく、この記事を見ることもよほどないでしょうから。

運転が思ったよりうまくいかない、指導員に怒られる、
技能教習が延長になってしまった、そんな教習生の方が多いのではないでしょうか?

さて、直接自動車の運転が上達するわけではありませんが、
せっかくこの記事に到達してもらえたのです。

誰しもに役に立つかはわかりませんが、
「教習で運転を上達させるための考え方」 というものをお伝えできたら良いかと思います。( ゚Д゚)ノ





前提として、人間が誰しも同じように上達できるわけがない、と。

この前提は、誰でもわかっているようで意識はできません。
自分自身が実際に出来ていないわけですから焦りも出てきます。

あなたが自動車の運転で苦労している裏では、
何の苦労もなく最短で教習所を卒業していく教習生も多いです。

自動車の運転に限りませんよ。

スポーツでも芸術でもそうです。

誰でも最初は素人であり、0です。( ゚Д゚)

0から1になるまでの速度も人それぞれ違います。

0から0.001へと上達する教習生もいれば、
中には0からすぐ1へ行ける教習生もいるのです。

0から10へ行ける人も中にはいるのかもしれませんが、それがいわゆる天才。

我々のような凡人は1つずつ積み上げていく必要があります。

まずはこの前提を頭に入れて、ネガティブにならない事です。

マイナス思考でものの上達ができるということは珍しいでしょうからね。( ゚Д゚)

マイナスとマイナスでプラスになるんだ!
という数学でもありません。

技能教習中に教習指導員からの嫌味や悪口を言われた場合、
要はネガティブな言葉をぶつけられるとモチベーションが下がります。

人間だから当たり前です。

これをまともに受け止めないでおきましょう。

卒業アンケートにもよく書かれています。

「指導員に怒られ過ぎて運転が嫌になった。」

「嫌味を言われて運転に集中が出来なかった。」

「運転中に舌打ちをされて嫌な気分になった。」

これを本気に受け止めてしまうと…わかりますよね?

やる気がなくなります。

その指導員の事も嫌いになるでしょう。

嫌いな人と狭い個室に閉じ込められながらする練習が有意義ですか?

「好きこそものの上手なれ」 という言葉もありますが、
今やっている自動車の運転も嫌いになってしまうでしょう。

やりたくもない嫌いな事柄を覚える、上達するという事は難しいです。

これは自動車の運転に限りませんがね。( ゚Д゚)

教官から教習生側の気持ちの面でマイナスな事を言われたらこう思いましょう。

教官の物差しで上達具合を推し量っている、と。

つまり、 「自分だったらこれくらいできるのに。」 「他の教習生だったらこれくらいできるのに。」 というように、
誰でもが同じテンポで上達するわけでもセンスがあるわけでもない事を考慮していない指導員です。

今度言ってやりなさい。

「私は乗馬が得意なんですけど、教官も同じように上手に乗馬ができますか?」

と。

この場合は乗馬でなくてもいいんですがね。
もちろん本当にそんな事を言う必要もありませんが!(笑)( ゚Д゚)

得意不得意は誰にでもあるという事です。

教習生本人が得意とするもの、乗馬で例えましたが書道でもいいんです。
水泳でも、マラソンでもいいんです。

じゃあ、それを教官にやらせた時に、同じように教官もそれができるか?と。

できるわけありません。

運転で言えば教習所の教官はプロです。
国家資格を持って自動車の運転を教えているわけですから。

こんなの出来て当たり前、という考えが根底にある教官もいるのです。

進度に合った教習を、教習生個人の技量にあったアドバイスや指示を、
これが教習をする上で、お金をもらっている以上は我々指導員が心掛けなくてはならない事でしょう。

それができていない指導員、イコール指導員として素人と考えてみてはいかが?

ほら、なんだか自然と嫌いなはずの教官が愛くるしく見えてきたでしょう?




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

運転の上達のために必要な事は言うまでもありませんが練習です。

練習に次ぐ練習なのです。

ただし、練習に臨む気持ちがマイナスに向かっているだけで、
上達進度も遅れていく事は間違いないでしょう。

遅い上達に焦る、上手くいかないから焦る、これは自分でコントロールしましょう。

焦って上手くなるなら練習はいりません。

教官に怒られるに怒られてやる気が出ない、運転に集中できない、
こういった場合には先ほど提示した 「教官の未熟さ」 と考えましょう。

教習生が悪いわけではりません。
だってふざけてないんですもの。

こちらの考え方一つでまた違う見え方というものも感じられるかもしれませんよ。( ゚Д゚)ノ

まぁ何はともあれ、明日の教習も頑張りましょう!

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( ゚Д゚)つ

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



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