牽引第二種運転免許はどういう場面で役立つの?

%e9%9d%92%e6%98%a5%e5%8f%b7<出典:http://blogs.yahoo.co.jp/keebow121/63674601.html>

みなさんこんにちは、元教習指導員のゆきちよでございます。( ゚Д゚)ノ

本日のお題は 「牽引 (けん引) 第二種運転免許で運転できる車両」 というノリでいきましょう。

なんなんでしょうか、牽引二種って。
頭がおか○しいとしか思えません。

謎の運転免許区分の上に、誰がどんな時に使うというのでしょうね。





この牽引第二種運転免許というのは、教習所では扱っていない車種として有名ですな。

この運転免許に関しては、教習に関する規定 (法令上の教習カリキュラム) が存在しないため、
運転免許試験場にて一発試験を受けることでしか取得できません。( ゚Д゚)

そんな運転免許って需要あるんかいな。

まぁ、ないです。

牽引第二種は、たぶん運転免許所持者数1000人に1人しかいないくらいの割合です。

そんな牽引第二種運転免許で運転できる自動車ってどんなもんや?( ゚Д゚)
って気になる方の酒の肴にでもなれば幸い。

牽引するための構造と装置を有する車 (トラクター、ヘッド、牽引車) で、
牽引されるための構造と装置を有する車 (トレーラー、被牽引車) を牽引するときに必要な運転免許が牽引免許。

よく街中でも見かけますよね。( ゚Д゚)

運転席と荷台が分離されている構造の、長ーい自動車。

あれは牽引第一種です。

今回のお題は 「牽引第二種」 ですので、
第二種ということは荷物ではなくお客さんを運ぶのです。

いわゆる 「トレーラーバス (牽引自動車型バス) 」 というものを運転する際に牽引第二種運転免許が必要なのです。

運転席と客席が分離されているのですな。( ゚Д゚)

と言っても、公道でこのトレーラーバスを見かけることはまずないでしょう。

このトレーラーバスは、一時的、または期間を定めて (イベント関係) 運行していた場合がほとんどなのです。

現在、国内で唯一と言っても良いトレーラーバスは 「つるつる温泉」 でしか運行していません。

たぶん。( ゚Д゚)


<参考:You tube>

これですな。( ゚Д゚)

通称 「青バス」 と呼ばれる機関車バス。

正式名称は青春号。

東京都の西多摩地区にある 「JR武蔵五日市駅」 ~ 「つるつる温泉」 の間を運行しています。

当然、公道を走行しますが、区間はかなり短いです。
全行程で約20 ~ 30分ほど。

お客さんからお金をもらって公道を走行する牽引バスなので、
牽引第二種運転免許が必要なのはこの青バスを運転する時のみ。

つるつる温泉には 「赤バス」 というのも存在しますが、
これは無料送迎の牽引バスですので牽引第二種運転免許は必要ありません。

お客さんからお金を貰わない無料送迎ですから。

大型一種免許と牽引一種免許があれば赤バスは運転できます。( ゚Д゚)b




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

つるつる温泉あたりを運行している 「青バス」 の運転手になりたい人は、
さぁ!今すぐ牽引第二種運転免許を取得しましょう!

あ、いませんか?( ゚Д゚)絶対にいりませんか、そうですか。

牽引第二種を教習所で取り扱っていないわけですよね。
誰もいらないですし。

つるつる温泉の青バスのためだけに教習をやるなんておかしいですもの。

しかし、この牽引第二種運転免許を所持している人は僕の周りにもいるんですよ。

別に、青バスを運転しているわけではありません。

ただのアホな……ゲフンゲフン!

いえ、ただの免許ハンターです。( ゚Д゚)

試験場で一発試験を受けに行って免許を取得したみたいで。

試験場の人に 「なんで取りにくるのこんなの、やめてよ。」 って言われたそうな。( ゚Д゚)

正直、笑っちゃいましたな。
傑作。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



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