「BABY IN CAR」 という黄色いステッカーの意味

Baby on board
みなさんどうも、現役教習指導員のゆきちよでござい。(゚д゚)ノ

本日のお題は、よく自動車に貼ってある黄色いステッカー、
「BABY IN CAR (CHILD IN CAR) 」 についてでいきましょう。

車に乗っているときに一度は目にした事があるでしょう?





このステッカー自体には、赤ちゃんを乗せる場合に表示義務があるわけではなく、
各個人の任意で貼り付けるものです。

出回っているのは吸盤タイプのものが多いですかね。

まず、この 「BABY IN CAR」 という言葉。
これは和製英語ですな。

正しくは (英語圏の国では) 「BABY ON BOARD」 と言います。

意味は 「自動車の中に赤ちゃんが乗っています。」 ということなのですが、
「BABY ON BOARD」 だと英語に堪能な方でなければ通じません。

え?板の上に赤ちゃん?どゆこと?

みたいになってしまうわけですな。

「BABY IN CAR」 と表記されていれば、大半の方が直感的に意味もわかることでしょう。

ああ、赤ちゃんが自動車に乗っているのね。

だから何?となってしまう方が続出ということですが、
このステッカーが持っている役割とは一体なんなのでしょうか?

車間距離を開けろと?

クラクションを鳴らすなと?

無理な追い越しをしてくれるなと?

一説には、とある国で事故が起こったときに、
レスキュー隊が赤ちゃんが自動車内に存在している事に気付かず、
助け遅れて死亡させてしまったことがある、と。

今後そのような事がないように、レスキュー隊へ向けて開発されたステッカーであり、
後続車に対して注意を促すような浅はかなステッカーではない、と言われています。

しかしこれは、事実無根の都市伝説のようなものらしく、
実際は、アメリカのセーフティーファースト社によって 「安全運転励行」 のために作られたステッカーのようですな。

仮にそういう事故があったのならば、
母親が 「後ろに子供がいるんです!」 って早く言えば済んだかもしれません。

母親が意識不明だったらどうしようもありませんが。

そもそもそんなステッカーなんて貼ってなかったとしても、
チャイルドシードが後部座席に乗っていれば自然とわかりそうなものですが。

最近よく見かけるのが、 「CHILD IN CAR」 と貼ってある走行中の自動車、
その後部座席で子供が歩いている景色。

いやいや、法令に従ってまずチャイルドシートに乗せとけよ、と。

最低でもシートベルトくらいさせとけよ、と。

なんで事故を起こさないこと前提で運転しているのか。
嘆かわしいことですな。(゚д゚;)

自分が事故を起こさなくとも、他の自動車に追突されたときどうするんでしょう。

追突事故はもちろん、追突した側に責任があるわけですが、
それで子供が投げ出されて死亡してしまえば、
親の不手際が一番の問題ではないでしょうか。

そういう自動車に限って横着な運転していますしね。

「CHILD IN CAR」 って貼っている以上は、それ相応の運転やマナーというものがあると思います。

子供が乗っているから、と免罪符がわりに堂々と路上駐車 (違反場所で) していたり、
後ろの子供にかまけていて青信号に気付かず発進しなかったり。

ステッカーを貼るのは自由ですが、周囲の迷惑を考えて、
貼っている目的に則した運転をしたいものですな。(゚д゚)

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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