任意保険で 「自動ブレーキ割引」 が始まる?

%e3%81%8a%e9%87%91%e3%81%a8%e3%83%9f%e3%83%8b%e3%82%ab%e3%83%bc
みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでございます。( ゚Д゚)ノ

来年 (2017年) 1月から、 「任意保険の自動ブレーキ割引」 という項目が追加されるとかなんとか。

これは自動ブレーキ搭載車のドライバーには大変うれしいニュースでしょうね。( ゚Д゚)
毎月の保険料、バカになりませんものね。

任意保険の料金が少しでも安くなる分、生活費、貯金の足しになるってもんです。





え、任意保険に入ってらっしゃらないなんて言いませんよね?あなた・・・。

まさか強制保険にも入ってないとか!?

無保険車は違反ですぞ!

まぁ、たいていの方は強制保険にも任意保険にも入っていることとして今日の内容に入りましょう。

表題の通り、自動ブレーキ割引という項目が追加されるとして、
問題は車種ごとの割引される率ですよねぇ。

どんな自動車でも一律割引だったら納得できないドライバーもいるでしょうね。

あえて車名などはふせてお話していきますが、
各自動車メーカーによって自動ブレーキ性能には違いがあります。

ある速度域を超えてしまうとセンサーが検知せず衝突、
運が良ければ衝突前に停止できる、
そんなレベルの自動ブレーキがあります。

一方では、実験中一度も衝突せずに停止できた、
なんていう素敵自動ブレーキ搭載車もあるのです。

前者 (低性能) と後者 (高性能) が同じ割引率なんて納得いくわけないだろぉ!(゚д゚)
安全性がまったく違うんだからぁ!(゚д゚)

なんていう議論が勤めている教習所の昼食タイムで繰り広げられていましたの。

けっこう指導員はこういう話題を聞くとすぐ議論に入ってしまうのですよね。

どうなるんや、なんでや、みたいな。

そんな風に議論していてもうちの職員の自家用車に、
自動ブレーキが搭載されている自動車は1台もないんですけどねw

僕の自動車にもそんな素敵機能ついていません。

で、僕はいつも思うんですよ。
CMとか観てても 「自動車もどんどんすごくなるなぁ。」 って。

でも、自動車の性能は格段にあがっていくのに、
交通事故の発生件数はかわらんな、って。

死亡事故の件数自体は、昭和のX年に比べたらはるかに減りました。

でも事故の発生件数はそんなに減っていない。
死ななくなっただけ。

これは素晴らしいことなんですけどね!
事故をして死ぬ人が減ったんですから。

交通事故で死ぬ人が減少したのに一役かっているのが性能の向上でしょうね。

あとは医療の発達や、違反の罰則厳罰化 (飲酒運転など) も背景にありますが。

ただ、この性能の向上が運転手の意識の低下につながるような気もしますよね。

だって、勝手に停止してくれるんですよ?

最近だと、車線からはみ出そうとしているのをレーダーが感知して修正してくれるっていう機能もありますよね。

前の自動車が発進したのをアラームでお知らせしてくれるシステムとか。

正直いらんだろ、そんな機能。って思っちゃうのは僕だけではないはず。

要は、そんな機能は 「運転手が前を見ていないことを前提」 としていますよね。(゚д゚)

いや、前見とけよってw




前を見てハンドルを操作していれば車線なんてはみ出さないし、
前を見てたら先行車の発進にも気付けるし、
前を見てたら障害物とか前車の距離にも気付いてブレーキ踏めるし。

だから前見とけばそんな性能いらんやん、って。

実際、普段外を歩いているときに信号待ちしている自動車にふと目がいったりするんですけど、
スマホいじってますもんね。

パズドラやってましたからねw

おいおい、と。

これがたまたまの一人、って話ならなんてことはないのですが、
けっこうこういう方多いですよ。

そりゃパズドラに夢中になっていたら、
前車の発進に気付けませんよ。

そりゃアラームでお知らせしてくれないと発進できませんよ。

まぁ、そのドライバーは後ろのトラックのクラクションという名のアラームで慌てて発進していきましたが。

しかし発進しながらパズドラをまだ続けるその精神力には感服いたしましたよw

先日、自宅の目の前の国道でも事故をしていました。
白昼堂々と直線路でノーブレーキ衝突。

エアバッグが作動していて慌てていました。

軽自動車の30代くらいの女性。

車内でDVD鑑賞に熱中していたようですw

今は昔と違ってわき見をさせてしまうツールが豊富になってきましたが、
みなさんはちゃんと前を見て運転してくださいね。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




( ゚Д゚) < 最短5分で終わる無料の自動車保険一括見積もりサービスを試してみるかい?





Pocket
LINEで送る