毎度おなじみ、現役教習指導員のゆきちよによるお時間ですぞ。(゚д゚)b
今回は 「ウィンカーという言葉の由来」 についてでいきましょうか?
ウィンカー (ウインカー) というのは方向指示器のこと。
アルファベットで表記すると 「winker」 です。
ちなみにこれは和製英語のようで。
海外では方向指示器のことを一般的には、
インジケーター (indicator) 、ターンシグナル (turn signal) と呼びます。
「winker」 というのは、 「wink (まばたき) 」 から来ている単語で、
「wink-er (まばたきをする人) 」 という意味合いです。
方向指示器の点滅している様を、まばたきに例えているわけですな。
「winker」 という言葉をよく勘違いされている方がいるようですが、
「wink-car」 の略称ではありませんぞ。
ウィンカーは一定の周期で点滅を繰り返しますよね?
このウィンカーの点滅回数は、道路運送車両法の保安基準により定められており、
「橙色 (オレンジ色) であり、点滅回数が毎分60回以上120回以下」 となっています。
この点滅周期というのは 「人間の緊張状態時の脈拍」 とだいたい同じくらいです。(゚д゚)
ウィンカーを作動させると 「カッチッカッチ」 と音が鳴りますよね?
あまりにもゆったりすぎる点滅周期だと、運転に緊張感がなくなり、
逆に高速点滅周期だと運転手に余裕がなくなるという心理的効果をもたらします。
ウィンカーを作動させる時というのは右左折や進路変更など、
交通事故が発生しやすい状況の時です。
適度な緊張感持って運転操作や安全確認ができるように、ということですな。
たまーに、めちゃくちゃ早いテンポでウィンカーの灯火が点滅している自動車を見ませんか?
病気みたいな勢いの点滅をさせてますよね?
あれは 「ハイフラ (ハイフラッシャー) 」 という現象 (状態) です。
意図的にハイフラ化させている人はよほどいないと思いますが、
自動車の前後左右合計4つある方向指示器灯のどれかが球切れを起こしていると、
ドライバーに灯火が異常をきたしていると知らせるためにハイフラ化します。
もし方向指示の灯火が切れて点かない場合は 「手信号」 をしましょう。
この 「手信号」 というのは法令上も認められているもので、
自転車や馬車、牛馬など方向指示の灯火が装備されていないものは手信号を行います。
運転手が窓から腕を出し、
「水平に伸ばしたら右合図」 (゚д゚)― 、
「直角に腕を立てたら左合図」 (゚д゚)」 となっています。
まぁ球切れしてたら早く修理するべきでしょうが。
もしくは、電球をLEDライトに交換した場合にも消費電力の少なさから、
球切れを起こしたと自動車のシステムが誤認してもハイフラ化します。
知らずにLEDに交換してしまうと 「あれ?」 ってなってしまいます。
消費電力の少なさ、発光の切れの良さからLEDライトに交換する運転手が増えていますが、
もしLEDに交換するなら配線にレジスターをかませるなどの措置が必要です。
面倒なら車屋さんに頼みましょう。
というわけで 「ウィンカーについての豆知識」 はここまでー。
また何か仕入れたら追記していきます。(゚д゚)b
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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