TOYOTAプリウスの「Bレンジ」って何のためにあるの?


こんにちは、プリウスユーザーでありTOYOTAの敏腕社員ではないとして世界的に有名なゆきちよです。( ゚Д゚)

プリウスドライバーのみなさんならば 「Bレンジ」 というものを一度は見たことありますでしょ?

今日は 「Bレンジ」 がなんのためにあるのかというお話をしようかと思いますが、
もう知っている方はブラウザーバックでOK。

「Bレンジ」 の事以外は決してお話しませんので。

知らないプリウスユーザーはそのまま読み進めて下さい。

中にはBレンジの役割を知らずにプリウスに乗り続けている猛者もいる事かと思いますので。( ゚Д゚)





プリウスに関してだけではなく、お使いになっている愛車に備わっているシフトの意味くらいは知っておかないとね。

プリウスはシフトレバーの操作方法ももちろん、
特殊なレンジも備わっておりましてな。

通常の、多くのAT (オートマチック) 車の場合、どの車種でもP、R、N、Dがあり、
車種によってLだけ、2だけ、Lと2両方などのパターンがありますが。

プリウスの場合はPレンジはなく (別途のボタン式) 、 かわりに「Bレンジ」 なるものがあるのです。

<参考:https://221616.com/car-topics/20090909-a66381/>

もちろんプリウス以外にも少数ではありますが、Bレンジが備わっている自動車もあります。

僕の勝手な想像ですけど、Bレンジをまったく使用しない人が半数を占めるのはないかと。

さらに、Bレンジを使用する人の中でも、意味をよくわかっていない人、
何の略かわかっていない人もいるのではないかと。

BレンジのBは 「BACK」 の略です!

なんて豪語している人がいたら、後頭部に回し蹴りしましょう。

正しくは、 「Brake (ブレーキ) 」 のBです。

ブレーキといっても、フットブレーキ (足で踏むブレーキ) ではありませんので、
間違っても 「あっ!危ない!よし、Bレンジだ!」 なんて馬鹿な真似はやめましょう。

エンジンブレーキの方ですからね。

フットブレーキは足でちゃんと踏んで下さい。( ゚Д゚)

エンジンブレーキとは、簡単に言えばアクセルを戻した時にかかるブレーキで、
エンジンの抵抗を利用したものです。

アクセルペダルを踏むのをやめると、自然と速度が下がりますでしょ?

それです。

プリウスでもD (ドライブ) ギアでアクセルをゆるめれば自然と減速しますが、
あれは回生ブレーキといいます。

回転エネルギーを電力変換する、いわゆるバッテリーに充電しながら減速している状態です。

エンジンブレーキとはちょっと違いますが、回生ブレーキはそれに相当すると考えましょう。

ただし、回生ブレーキは効きがクソ弱いです。

じゃあ、どんな時にBレンジを使うのかとなると、
教習所でも習った通り、長い下り坂などです。

回生ブレーキの場合 (Dレンジ) のままだと、バッテリーの充電がフルになった段階で、
過充電防止のため回生ブレーキが働かなくなり勝手にエンジンブレーキに切り替わります。

「なら別に自分の意志でBにしなくていいじゃん。」

ともなりますが、あまり充電、放電を繰り返せばバッテリーも痛みますよ。

もちろんフットブレーキも踏んだほうが良いですが、フェード現象やベーパーロック現象が発生する可能性、
ブレーキパッドのすり減りなどに少なからず繋がります。

併用、使い分けが大事です。

ただ、Bレンジはエンジンブレーキ用、つまりエンジン抵抗を利用するという事は、
本来下り坂で燃費を稼ぐ事ができるはずのところでエンジン点火する事になります。

プリウスにとってのジレンマに他なりませんが、
安全より燃費を優先するバカはいませんよね。

ドンドンBレンジを使いましょう。

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( ゚Д゚)つ

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ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



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