みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでござんす。( ゚Д゚)ノ
本日のお題は 「暖房をつけても燃費は悪くならない」 という雰囲気で一つよろしく。
肌寒くなってくる11月あたりから、自動車の運転中に暖房をつけ始めるドライバー続出。
そして、こんなセリフを言うドライバーも続出。
もう耳にタコができちゃうほどです。
( ゚Д゚) < 寒いけどガソリン食うから暖房はつけない主義だぜ。
( ゚Д゚) < 暖房つけっ放しだったからガソリン消費激しすぎぃー。
( ゚Д゚) < バカ!暖房をつけるな!燃費が悪くなるだろが!
ふんふん、なるほど。
言いたいことはわかる。
エコだのエコエコアザラクだの言われるこのご時世ですから、
ガソリン消費量にも気を配るドライバーが多いのですな。
余分な機能を使って貴重な燃料を消費してくれるなよ、と。
ガソリンの節約は確かに大事です。
耳にタコどころか、イカができちゃいますな。( ゚Д゚)
しかし、自動車の暖房機能はガソリンを消費していませんという情報提供。
厳密に言えばエンジンを回している以上は燃料を消費しているのですが、
そのエンジンの廃棄熱を利用しているのが暖房なのです。
なので、暖房のためには燃料は消費していないということです。
エンジンを始動させれば、徐々にエンジンが熱を発していきますよね?
そしてオーバーヒートしないように冷却水が循環するわけなのですが、
この時に冷却水が回収したエンジン廃熱により暖かい風が車内に送られてきます。
暖房用の熱を発生させるためのエネルギーロスはしていません。
冬場、エンジン始動時には暖房をつけてもなかなか温風が出てきませんよね。
エンジンも最初は冷えています。
熱を持つには多少の時間は必要なのです。
こればかりは忍耐。
いかがだったでしょうか?
これで冬本番でもガンガン暖房を駆使していけますな。( ゚Д゚)
しかし、暖房プラス除湿しながらであれば燃費は多少悪くなりますぞ。
暖房 (暖かい風) だけならばエンジン廃熱のみで済むのですが、
窓ガラスの曇りを取り除くための除湿をすると話は別です。
除湿のためにはコンプレッサー (空気圧縮) という装置を働かせるので、
エンジン負荷が増してしまいます。
「冷房」 もエンジン動力を利用してこのコンプレッサーを動かし、
廃熱を冷やしているので燃費が悪くなります。
燃費どうこうではありませんが、エアコンは自室同様、適度にしましょう。
夏場に燃費を気にして冷房を使わなければ、具合が悪くなること必至。
冬場に寒さをこらえてまで暖房利用を拒まなくても燃費に影響なし。
利用できる機能は利用して、快適なカーライフを送りましょう。( ゚Д゚)b
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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