みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでございます。( ゚Д゚)ノ
本日のお題は 「スピード違反の取り締まりを行う緊急自動車に速度制限はどれくらいか?」 ということで。
はい、ではみなさん。
彼らは何km/hまで出しても良いと思います?
答えはCMのあとで。
自動車全般に適用されるのは法定速度60km/h、原付は30km/h。
これはもうみなさんご存知の通り。
緊急車両となると法定速度は80km/hになります。
緊急車両として扱われるのは、救急車、消防車、パトカーなどの、
サイレンを鳴らして赤色の回転灯を光らせている自動車たち。
しかし、タイトルは 「速度違反を取り締まる緊急車両」 と緊急車両の中でも限定しています。
スピード違反をしている悪質ドライバーを捕まえようっていうんですから。
そんな法定速度80km/hなんて追いつけませんやん。( ゚Д゚)
100km/hで走行する違反者もいれば、200km/h近くまで速度を出しまくりスティのキチ○ガイだっているんですから。
なので、スピード超過をしている運転手を取り締まる緊急車両には、
このような法令が適用されます。
「最高速度制限無し」
これ。
( ゚Д゚)もう最強。
最高速度の制限がない、と簡単に書きましたが、
法令上の解釈としては速度違反をしている自動車と同等の速度で走行して超過速度を計測する必要があるためです。
この時、サイレンを鳴らさず赤色の回転灯を光らせずに一般車両扱いの状態では速度制限無しは適用されません。
つまり、警察が警察に捕まるということです。( ゚Д゚)
ちなみに、最近ニュースでもやっていた事例ですが、
某県にて、事件現場に向かうために緊急走行をしていたパトカー運転手が速度超過で捕まる、っていう。
事件現場や事故現場に向かうために緊急走行している緊急車両 (パトカー) の最高速度は80km/hまでですから。
速度制限を取り締まるための緊急車両のみが 「無制限」 なのです。
というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?
100km/hで逃げてもダメですよ。
相手も100km/h出してきます。
なら150km/hならいけるか!?( ゚Д゚)
ダメです。
相手も150km/h出してきます。
じゃあ200km/hで!
…いい加減にしなさい!( ゚Д゚)
どう考えても危険でしょう。
たまにいるじゃないですか。
「この前パトカー振り切った!」 と自慢してくる輩。
お前ごときが振り切れるか、と。
これ以上の追跡は危ないからと警察が諦めただけでしょう。
危ないんですよ。
警察から逃れるための運転って。
いましたよね先日、バイク乗りが白バイから逃走しているときに事故の衝突で投げ出され、
電柱の支線ワイヤーにひっかかって上半身と下半身がお別れしてしまった違反ライダー。
末路はそんなものですよ。
自分一人で勝手に死ぬなら勝手ですが、他人を巻き込む恐れがあります。
白バイなんかに追われた日には終わりです。
速度は控えめに、今日も安全運転でいきましょう。( ゚Д゚)ノ
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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