踏切内での列車との衝突事故は交通事故?

%e8%b8%8f%e5%88%87%e3%81%a8%e9%9b%bb%e8%bb%8a00
みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでおます。( ゚Д゚)ノ

本日は 「踏切で列車との衝突事故は交通事故という扱いになるのか?」 について考えていきましょう。





はい、ここで言う衝突事故というのは、列車と車による衝突事故と、
列車と人 (歩行者) による衝突事故も含みます。

一般的に交通事故というと、道路で起こる車同士の事故、そんなイメージがありますな。( ゚Д゚)

踏切とは鉄道 (列車) と道路 (自動車) の交差点。

踏切は鉄道会社が管理している私有地ではありますが、
私有地であっても公共の交通に供する誰でも通行可能な土地は道路として扱われます。

なので当然、踏切内の通行の際には直前一時停止義務だったり、
遮断踏切立入禁止などの道路交通法の適用がありますな。

そして、そんな踏切内での列車と自動車、または人との接触事故は、これイコール交通事故。
そんな扱いになってしまいます。

毎日の交通死亡事故者数の計上には、この踏切内での死亡事故者も含まれています。

裏を返すと、踏切から少しでも外れた場所での死亡事故であれば、
交通死亡事故扱いにはならないとのことです。

踏切ではない線路の上を自動車や歩行者が通行していたらおかしいですよね。

たとえば、駅のホームなどから走行中の列車へ飛び込み自殺をし、
それが交通事故だなんて言ってたらおかしいですもの。

余談ですけど、列車への飛び込み自殺での損害賠償って超高額って聞いたことありません?

客観的に見て明らかに飛び込み自殺だったとしても、
遺書が見つからなければ自殺扱いにしないんですって。

自殺だと故意に列車を止めたことになり多額の賠償が待っているので、
極力、自殺扱いにしないようにという配慮があるとかないとか。

まぁこれは以前、某警察署長さんから聞いたお話なんですけどね。( ゚Д゚)




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

なにはともあれ、踏切内で交通事故だけは起こさないようにしましょう。

列車と衝突なんてした日は、あの世への片道切符を手に入れたも同然ですから。

レール上しか走行することができない列車は、
いざという時に左右に避けての緊急回避が不可能です。

列車には衝突するより前に停止するしか危険回避ができませんが、
自動車よりも重量や速度が上回っている乗り物ですから簡単に止まりません。

「車はすぐに止まれない」 って言いますよね。( ゚Д゚)列車はその比ではないのです。

踏切直前での一時不停止や遮断中の踏切立入など違反はしないことはもちろん、
安全確認も怠ることなく踏切を通行するようにしましょう。

多くのドライバーがこれらを軽んじて運転していますが、
現実に列車との衝突事故が後を絶ちません。

なんで踏切内で事故を起こすのか意味がわからない。( ゚Д゚)

ちゃんと踏切前で一回止まって、
左右を確認して電車来てないことがわかって通過したら何の問題もない。

それに踏切 (遮断機や警報機なども含めて) だって機械ですから、万能ではありません。
故障している可能性だって0ではないですよね。

遮断機が下りていない、イコール列車が近くまで迫って来ていないというわけではありません。

仮に、安全確認をしたあとの通過時に故障してしまったり、
溝などに脱輪してしまった場合は即時に非常用ボタン!

すぐ列車の運転士に緊急であることを知らせる。
これに尽きる。( ゚Д゚)b

今日も一日、安全運転を心掛けていきましょう。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




( ゚Д゚)つ免許合宿の人気ランキングが地域別、職業別、性別、プランごとに見れます

+Agent
Pocket
LINEで送る