教習所の指導員になる為に 其の四 (筆記試験について ①)

びっくりサラリーマン
みなさん再びいらっしゃいませ、ゆきちよ的な存在感の者です。( ゚Д゚)ノ

今回からの記事は、教習指導員審査での筆記試験について書いていこうかと思います。

筆記試験となるとこれが大変です。

大人になってからいろいろ覚えるというのは、
老化してきた脳みその問題もありますから。

やはり学生の時より効率よく記憶していけないんですよね。

しかも、筆記試験内容は今まで馴染みのなかった道路交通法の設問ばかり。

聞きなれない新用語などでみなさんの頭はパンク必死でしょう。





前記事まで話していた運転技能試験もかなり大事ですが、問題はこの筆記試験です。( ゚Д゚)

独学だと大変です。
っていうかほぼ無理?

本当の本当に分厚い法令集 (令規集と言われる) を丸々一冊覚える勢いです。

もちろん、今回は指導員審査ですので、検定員の範囲は覚える必要ありませんが。

細かい語句のニュアンスの違いが問題としてよく出題されます。(これがいやらしい…。
日本語の難しさをついてくる問題が多いのです。

覚えるのに、考えるのに精神が擦り切れます。

僕の場合は同じタイミングで入社した同期が何人かいて、
励まし合いながら頑張りました。

ちなみに道路交通法の教則に関する内容、
教習所関係法令の筆記試験での合格基準は95%です。

100問出ますので95問正解してください。
5問間違えていいです。

裏を返すと5問しかミスしちゃ駄目ってことです。

合格目指すのであれば、合格基準点なんかどうでもいいのです。
満点を取るつもりで勉強しなければ受かりませんから。

当然、教習所の指導員なので道路交通法に関する知識の中でも、
教習所関係法令というのも仕事上必要なので理解していかなくてはなりません。

例えば 「高速教習」 ありますよね?

高速教習の実施についても細かく規定があるんですけど、例題としてはこんな感じ。

「問:高速教習は60km/h以上の速度で概ね15kmの距離を走行しなければ成立しない。」

さぁ、教習所関係法令を今勉強している方は考えてみてください、15秒以内に。

テンポが大事です。

これから勉強するという方にはなんのこっちゃでしょう?

でも、こういうような教習を行う上で必要な法令が多数あります。

「指導員って楽そうだなぁ。」

なんて考えている裏で、みなさん相当法律の勉強をしてます。

さて、さきほどの問題の正解はCM (広告) のあとで…!




…。

みなさん、答えは出ましたか?

答えは×です。

教習所関係法令の規定では 「60km/hを超える速度で概ね15km以上を走行すること」 となっています。

何が違うの?
となると 「以上」 「超える」 という言葉の違いです。

要は 「以上」 という表現だと60km/hも含みますが、
「超える」 という表現には60km/hは含まれません。

よって勉強するなら数字はすべて細かく覚えるのは大前提!

その上で 「以上」 「以下」 「超える」 「未満」 等の、
ある数字を含むか含まないかまで細かく覚える必要があるということです。

正直一ヶ月も勉強してるとわけがわからなくなって脱糞しそうになりました。

しかしそこは (脱糞を) 堪えて頑張りましょう!
独学で臨む方はたぶん脱糞どころか脱腸します。

大変な思いをしている人はたくさんいます。

内紛の激しい地域について考え、自分の置かれた環境の良さに感謝しながら。

もしくは無限に広がる大宇宙からみて、
自分のかかえる問題なんぞは1ピクセルにも満たないと考えて勉強しましょう。

【記事の続き】 ・教習所の指導員になる為に 其の五 (筆記試験について ②)

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ








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