今回の内容は 「教習指導員をやっていて楽しいこと、辛いこと」 ということでいきます。
教習所の指導員って、仕事が大変だってよく聞きませんか?
指導員をやってみたいって考えている方、
自動車学校で勤務してみようと考えている方、
自分が教習を行うイメージはある程度ふくらんでいることでしょう。
実際に自分の周りで教習指導員をやっている人の意見を交えつつ、
楽しいこと、辛いことについてまとめていきます。(゚д゚)ノ
と言いつつ、多分に主観が含まれています。
◆楽しいこと、おもしろいこと
・自分自身の資格 (運転免許、指導員資格、検定員資格) が増えていく。
・自分が運転できる車種 (バイク、トラック、バスなど) がどんどん増えていく。
・今まで気にしなかった道路、標識の謎が判明する。
・始めは操作ができなかった教習生が上達していく様を見られる。
・路上教習があるため自動車学校周りの地理に詳しくなる。
・教習生がみきわめ、検定に合格したことを報告しに来てくれたりする。
・卒業後、運転免許が取得できたことをわざわざ報告しに来てくれたりする。
・女性教習生からバレンタインにチョコをくれたり…。
・遊びにいきませんか?と誘われたり…。
・電話番号、LINEを交換してみたり…。
・たまに告白されたり…。
・いろいろな年代、職業の教習生たちが来るので、話していて勉強になる。
・閑散期には休日が多い。
とまぁ、こんな感じでしょうか?
◆辛いこと、大変なこと
・拘束時間が基本長い。 (半日拘束されます。)
・資格取得のための勉強、運転練習が大変。
・右向け右の縦社会である。
・思ったように自分の教えている教習生の運転の上達が見られない。
・細かく法令に縛られた業務であるため、不適正事案 (※) が発生しないようにしなければならない。
・運転がめちゃくちゃ下手な子の路上教習は怖い。
・真夏と真冬の二輪教習。
・繁忙期は休日出勤が多くなってしまう。
・いろいろな年齢、性格の教習生がいるため、話し方、教え方には気をつけないとクレームになる。
(※) 不適正事案 … 定められた法令から逸脱した業務を行うこと。
教習期限や仮免期限が切れているのに教習を行ってしまったり、
1日に決められている時限数以上の技能教習を実施してしまったり、
眼鏡条件がある教習生が眼鏡やコンタクトをしていないのに技能教習を実施してしまったり。
他にも、「仮免練習中」 、 「検定中」 、 「二種練習中」 のプレートを誤表示したり、
いろいろと不適正事案はあるのですが、
これらのちょっとしたミスで教習所が潰れたり、業務停止を命じられたりします。
1つのミスが教習所の命運をわけると言っても過言ではありません。
もちろん、職員は誰もそんなミスをしないように業務をしていますが、
うっかり見落としたり、思い違いなどをしたまま業務を行うと大変です。
こんな感じでしょうか?
みなさん、いかがだったでしょうか?
自分が想像している楽しさ、辛さとは違ったものもあったかもしれません。
理想と現実のギャップがなかなか激しい業界ではありますが、
他の職種では味わえない喜びがあるのも、また事実です。
言ってみれば、やってみないとわからない仕事でもあります。
これはどんな仕事でも言えるかもしれませんけども。
これから自動車学校で勤務しようと考えている方、
入社したての頃はいろいろやる事があって大変ですが頑張りましょう。(゚д゚)b
覚えることだらけで爆発するかもしれませんが、
意外と爆発しないので大丈夫です。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
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