みなさんこんにちは、元教習所の指導員的なゆきちよです。( ゚Д゚)ノ
まだ教習の第一段階の方は、S字とクランクの2つの狭路コースを通過します。
すでに狭路の練習に入っている教習生もいるでしょう。
狭路の通行に際し、教習生からこんな事を聞かれます。
「どれくらいの速度がちょうどいいですか?」
「何km/hくらいで通ればいいですか?」
そしてこう返します。
「難なく通れる速度ならあなたの好きなスピードでいいですよ!」
というのは実際に教習をしていた現役の頃の意見であり、
今日は一つの目安になる速度を提示しておきます。
たぶん今このブログを読んでいる方も、それを求めてここへ来ているんでしょうから。( ゚Д゚)
「難なく通れる速度ならあなたの好きなスピードでいいですよ!」
これはきっと質問してきた教習生にとって、欲しかった返答ではないんでしょう。
でも、そうじゃないですか?
別に速度の指定なんかないんですから。
運転手の認知速度も判断速度も、ハンドルを回す早さや通行位置、
すべてが人それぞれ千差万別なんですから。
〇〇km/hくらいで、という速度の指定はナンセンス。
でも、今日はかつて指導員をやっていた時の信条による静止を振り切り、今言います!
「歩くよりも遅い速度で」という表現がよく使われますが、
これがもっとも的を射ているでしょう。
歩行速度なんて人それぞれ違うからわからん!という揚げ足とりが出そうなのですが、
自分の歩行速度をイメージして下さい。
他人の歩行速度などどうでもいいです、自分のです。
それくらいの速度でいいじゃないですか?
自分は歩くのが速い!なんていう人は、
人間の歩みよりもさらに遅い、牛歩のレベルで良いでしょう。
車両の進行速度が自分の歩行速度より遅いかどうかの判別ができないのなら、
まだ技量的にS字やクランクを通る以前の話です。
もう一つ 「徐行」 という表現ならどうか?
すぐに停止できる速度が徐行ですからね。
ゆっくり通行しているつもりでも、接触前、脱輪前に停止できなければあなたに合った 「ゆっくり」 ではないですし、
すぐに停止できていないなら徐行とすら呼べません。
自分の 「認知 ⇒ 判断」 が追い付かない速度だと、
客観的に定速であってもポールなどへの接触に繋がります。
ぶつかる前には停止できなければいけません。
一言 「停止をする」 といっても自動車は一瞬で止められません。
ぶつかる前にぶつりそうだと気付けないといけないですし、
気付けたなら停止をする判断ができなければならない。
さらには、その判断を実際に行動に移し、車両を停止させなければならない。
ここまでにわずかではありますが時間をかけているのです。
進む速度が速い分、停止までに必要な距離と時間が必要ですよね?
遅ければ遅いほど停止しやすいに決まっているじゃないですか。
別に早く抜けても特典などありませんからね。
別にタイムを競っているわけでもあるまいに。
だから、S字とクランクの通過は自分の歩く速度よりもさらにゆっくりでいいのです。
ただ、だいぶ狭路に慣れてきているのにいつまでも超絶ゆっくり通過するのは違います。
あくまでうまくS字やクランクでのちょうど良い速度が見つけられない教習生は、という話。
習熟に応じた円滑な走行を心掛けてもらいたいものです。
難しいと感じているうちは極めて低速で、
慣れてきたら速度を徐々に足しながら。
ちょうど良い速度とあわせて、限界の速度も見つけられると良いでしょう。
当たり前ですが、二輪の場合のS字とクランクは、
低速になればなるほど難易度は上がります。
( ゚Д゚)つ Follow @Uxxxxx
Twitterもやってますので、よければフォローでもしてやって下さい。
そこはかとない興奮を覚えます。
こちらは↓我が先輩方がやっている愛知ペーパードライバースクールのツイッターアカウントです。
( ゚Д゚)つ Follow @APDS_PR
個人でやっているので自動車学校ではないんですがね。
東海地方にお住まいの免許所持者の方や、
その他気になる方も公式サイトと一緒にチェックしてみて下さい。( ゚Д゚)b
T指導員とH指導員が首を長くし過ぎております。
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ