技能教習中に他の教習指導員に同乗されるのはなぜ?

毎度どうも、現役教習指導員のゆきちよでございます。(゚д゚)ノ

今回のお題は 「技能教習のとき、他の指導員に同乗される理由」 でいきましょうか。

まだ教習所へ入校していない方にはイメージのつきにくいお話かと思います。

技能教習というのは基本的にはマンツーマンで行うものです。

しかし、稀に担当の指導員以外にもう一人別の指導員も一緒に乗られることもあります。

( ゚ω゚ ) < なんでや!

と思われた教習生の方もいることでしょう。

教習生側からしたら意味のわからない状況です。

別に問題児だから乗られるというわけではありませんのでご安心を。

他の指導員が教習車に同乗してくる理由は大きくわけて3つあります。

①教官になるための勉強 (資格試験前の事前教養)

②教官になった後の勉強 (資格試験後の事後教養)

③教習に空きが出てフリーになったために、他の教官の指導法を勉強

上記のような理由があります。

すべて勉強のために同乗しているわけですな。
自動車学校内では 「同乗研修」 と呼んでいるものです。

同乗されることによっていつもの技能教習よりも緊張するかと思います。

しかし、別に教習生の挙動を後部座席からずっと見ているわけではありません。
どちらかというと本来担当している指導員の教習方法を勉強しているのです。

なので緊張する必要はまったくありませんよ!
と言っても緊張はしてしまうのが性。(゚д゚)

稀なケースとしては、別の指導員が同乗するのではなく、
警察の免許課の方が後部座席に同乗してくることもあります。

この場合は、担当の指導員が脱糞してしまう勢いの緊張にさらされています。

免許課というのは自動車学校を指導、監督する立場にある方たちです。

そりゃ僕も免許課の方に乗られたときは穴という穴から汗が出ていました。

①、②は新任の指導員が先輩指導員の教習方法を勉強し、
③は先輩指導員が若手指導員の教習方法を観察、指導する場合が多いです。

要は、指導員の卵を育てるため、というわけですわい。(゚д゚)ノ

③の理由にある、教習の空きが出るというのは、
教習所でいう閑散期にはよくあることです。

学校側は空いた時間も職員に給料を支払わなければならないので、
空き時間の有効活用ということで同乗研修が行われます。

指導員によって教え方が違う、とよく言われる教習方法なのですが、
この同乗研修中に 「さっきの指導方法はどうなの?」 という話になったりします。

ただなんとなく後部座席に乗っているわけではなく、
こういった同乗研修などでも指導方法の統一化を図っているのです。

なので、あまり邪険にしないでくださいましw(゚д゚)
教習生に対して要注意人物としてマークしているわけではありませんので。

検定のときには、採点する検定員のほかにもう一人受検者が同情し緊張するともっぱらの噂。

なので、精神面のトレーニングだと思って前向きによろしくお願いします。

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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