みなさんこんにちは、現役教習指導員のゆきちよと申します。( ゚Д゚)ノ
本日のお題は 「運転の技能試験や自動車学校の検定不合格時、試験管が指摘してくれない不合格ポイントもある。」 という感じでいきましょう。
我ながらとてつもなく長いタイトルだとは思います。
わかりづらくてすみません。
しかし、この記事を探し当てたという事は理解してもらえるはず。
この記事を見ているということは、教習所での修了検定や卒業検定、
あるいは運転免許試験場での運転技能試験で不合格になった事があるのでしょう。
自分が不合格だなんて!Σ( ゚Д゚)
自分が試験や検定で不合格になった理由がわからない。
いや、不合格な気はしてたんだけどさ…。(; ゚Д゚)
自分の中では不合格になった思い当たる理由がある。
まぁ、いろいろと思うところもあるかと。
検定や技能試験での不合格は、イコール余分な出費、
さらには受検のための時間も作らなくてはなりません。
なんとしてでも次回の検定や技能試験は合格したいところです。
次回は合格するために、今回不合格になってしまった現象、理由はとくに意識しておく必要があります。
とはいえ、自動車の運転である以上は毎回まったく同じ状況での運転にはなりませんので、
次回は違う理由で落とされたりもするのが運転試験の難しいところ。
筆記試験とは違います。
ただ、同じ理由や同じ場所が不合格原因となっていてはダメです。( ゚Д゚)
そのためにも検定や試験が終了した段階で、
担当試験官や検定員が言ってくれる 「不合格になったポイント」 をよく覚えておきましょう。
しかーし!
ここに次回も不合格になる落とし穴があるのです。
落とし穴というと言い方が悪いですな。( ゚Д゚)
受検者に勘違いをさせてしまう、と言った方が正しいのかもしれません。
降車前に担当者が2、3点くらい物申してきます。
「○○がよくなかったねぇー。」
「○○は○○にしなきゃダメだよ。」
「○○を気にして次回は受けて下さい。」
こんな感じで運転 (試験結果) についてのワンポイントアドバイスをしてきますが、
これは本当にワンポイントアドバイスです。
このアドバイスが不合格という結果すべてを表しているわけではないのです。
ワンポイントアドバイスで言ってくれるのは、
試験不合格になった理由の中でも特に問題があるものが主です。
つまり、大きく不合格となった理由以外にも小さな減点対象行為は積み重なっています。
この減点対象となった行為すべてを試験後に受験者1人ずつに伝えていたら、
時間がどう考えても足りません。
言われなかったから良かったというわけではなく、
良くなかったことすべてを言っているわけではないということです。
勘違いしてしまった受検者は 「前回はそんな事言われなかったのに。」 となるのです。
というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?
あくまでも試験官や検定員が伝えるのはワンポイントアドバイスであって、
次回ここさえ気を付ければ大丈夫である事を保障するものではないのです。
中には合格ラインにギリギリで届かず不合格になり、
本当のワンポイントアドバイスで済む人もいます。
その判断はなかなか難しいでしょうが、担当者の話ぶりでわかるでしょう。
僕自身、いろいろな車種の運転免許を試験場の一発試験で取得していますが、
指導員でありながらも恥ずかしながら車種によっては不合格になってしまう事もありました。
「あそこさえ大丈夫だったら試験合格だったよー。」
「○○さえしなければ基準点に達してたねー。」
もし担当試験官にこんな風に言われたら、
本当に不合格理由はそのワンポイントアドバイスに含まれているものが全てでしょう。
ともあれ試験合格のためにも、運転行動の1つ1つに安全性、
そして正確性を求めていく必要があります。
次回の試験や検定は是非とも合格すると良いですな。( ゚Д゚)
ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ
( ゚Д゚)つ免許合宿の人気ランキングが地域別、職業別、性別、プランごとに見れます