技能検定中に切り返しは何回やってもいいの?


みなさんどうもこんにちは、現役教習指導員のゆきちよでござんす。( ゚Д゚)ノ

本日のお題は 「やり直し、切り返しは技能検定中に何回やってもいいのか?」 という感じで攻めていきます。

やり直し、切り返しとは操作不良により一度で通行できなかった時の処置であり、
この対処をしないまま接触、脱輪して通過してしまうと検定は中止。

つまりは失格!( ゚Д゚)ガーン。

ぶつかる前に停止する。
まずはこれが基本。





で、ぶつかってしまう前になんとか停止はしたけども、
切り返し、やり直しは何回やってもいいんかい?( ゚Д゚)

ある回数までは減点で済みますが、ある回数以上やると危険行為で不合格。

技能試験は修了検定 (所内) と卒業検定 (路上) の2つがあるのですが、
それぞれの検定で規定が違います。

もともと、切り返す必要のない道路しか技能試験には設定されていませんので、
最初から一発で通過できることが前提です。( ゚Д゚)

しかし、緊張などの関係もあり、つい通過できないタイミングでのハンドル操作になってしまったと。

仕方ありませんね、緊張してるんですね。
1回だけバック (後退) を認めましょう。

という感じです。( ゚Д゚)

後退は一度で問題なく修正できる技量が必要ですよ、と。

やり直し、切り返しは1回のみであれば不問 (減点されない) ですが、
2回目以降の切り返しになると減点対象の行為となります。

所内コース (修了検定) の時であれば、切り返し4回目で不合格になり、
路上コース (卒業検定) の時であれば、切り返し2回目で不合格になります。

これはもう 「いつまでやっとんねん!ええ加減にせぇ!」 という不合格です。

いわゆる通過不能という危険行為に該当してしまうわけで。

この通過不能になりがちなのは、いわゆるS字コースやクランクコース (直角コース) といった狭路や、
縦列駐車、方向変換、普通の交差点での左折でも起こり得ます。

余談ですが、二種の技能検定の課題になっている鋭角 (V字) コースに関しては、
一発で通過する課題ではなく切り返しが前提となっています。

なので、切り返しは3回まで認められ、なおかつ減点もありません。

イヤッホーゥ!( ゚Д゚)

と思いきや、一種試験と同じく4回目の切り返しに突入してしまえば通過不能で不合格。

がっくし…。( ゚Д゚)




というような感じなのですが、いかがだったでしょうか?

運転試験ともなれば、誰しもに少なからず緊張というものが付きまといます。

いつもの運転練習の時には一発で通過できていたはずのS字やクランクが、
試験の時には教習でやっていたように上手くいかない事もあります。

本来であれば、S字やクランクなどの狭路コースは危なげなく一発通過が理想。

かと言って、いつも一発で通過できていた人が試験でも一発通過できるかと言うとそうでもなく。

逆にそういった教習生の方が、普段切り返しをやっていなかったせいで、
検定中に切り返しの要領がわからず通過不能で失格、と。

切り返しという行為の経験不足が招く結果としてはB級です。

上手く一発で通過できるのは当たり前!

万が一通過できないときの切り返しという対処方法もばっちり!

この状態で技能検定には臨むべきです。

技能教習中にやる機会があれば切り返しの練習なども買って出るべき。( ゚Д゚)b

苦手意識を持ってやらないままにしておくと、
やらなければならない時に立ち往生こきますぞ。

頑張りましょう。( ゚Д゚)b

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ




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